特許
J-GLOBAL ID:200903013953821125

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉岡 宏嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-254460
公開番号(公開出願番号):特開2002-071793
出願日: 2000年08月24日
公開日(公表日): 2002年03月12日
要約:
【要約】【課題】 移動する他車や複数の静止物の位置および自車に対するそれらの相対速度をそれぞれ分離して高精度に検出できる車載型レーダ装置を提供する。【解決手段】 2周波CW方式のように二つの周波数f1,f2を交互に変調する部分と、f0の近辺で周波数変調する部分とを併用する。2周波CW方式とモノパルス方式の部分で、移動物体の位置検出と、静止物体との相対速度を検知する。f0の近辺で周波数変調する部分では、2周波CW方式で得た相対速度から静止物体とレーダ搭載車との相対速度を算出し、この結果をもとに周波数分析結果などで得るピークから静止物までの距離と方位角度とを計算する。移動する他車の位置や従来難しかった複数の静止物の位置および自車に対するそれらの相対速度をそれぞれ分離して検出できる。
請求項(抜粋):
自車に搭載したレーダ装置から電波を放射し反射波を処理して自車に対する他車または静止物の位置と相対速度とを検出するレーダ装置において、二つの発振周波数で交互に切り替えるとともに前記切り替えの間に周波数変調する周波数制御手段を備えた発振器と、前記発振器からの電波を検出対象物に放射する送信アンテナと、前記検出対象物からの反射波を検出する複数個の受信アンテナと、前記発振信号と各受信信号とをそれぞれ混合する複数個のミキサと、前記周波数変調させた混合信号の和および差を求める演算手段と、各混合信号の周波数分布と位相分布とを求める分析手段と、各々の周波数分布と位相分布とを求めた結果から振幅がピークになる周波数とその位相とを求めるピーク位置決定手段と、二つの周波数で交互に切り替えた混合信号の前記ピークのうち切り替えた二つの周波数での位相差から対象までの距離を算出する距離算出手段と、二つの周波数で交互に切り替えた混合信号のうち少なくとも一つの周波数で複数の混合信号のピーク振幅比から方位角度を求める方位角度決定手段と、二つの周波数で交互に切り替えた混合信号の前記ピークのうち静止物の候補ピークを求める候補決定手段と、時間的に周波数を変化させた混合信号の和または差信号の前記ピークと前記静止物候補ピークとから静止物に対応するピークを選定する選定手段と、前記静止物候補ピークと周波数変調した混合信号の和または差信号の静止物に対応するピークとの周波数差から検出対象物までの距離を求める距離算出手段と、周波数変調して混合した和または差信号の静止物ピークで複数信号間のピーク振幅比から検出対象物までの方位角度を求める方位角度演算手段と、周波数変調して混合した和または差信号の静止物ピークの振幅比の符号から方位角度の符号を求める手段とを備え、移動物体および静止物体の位置および相対速度を検知することを特徴とするレーダ装置。
IPC (4件):
G01S 13/38 ,  G01S 13/60 ,  G01S 13/93 ,  G08G 1/16
FI (4件):
G01S 13/38 ,  G01S 13/60 C ,  G01S 13/93 Z ,  G08G 1/16 A
Fターム (21件):
5H180AA01 ,  5H180CC12 ,  5H180CC14 ,  5H180CC15 ,  5H180LL01 ,  5H180LL04 ,  5H180LL07 ,  5H180LL08 ,  5J070AB08 ,  5J070AC01 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD02 ,  5J070AD06 ,  5J070AE01 ,  5J070AF03 ,  5J070AH25 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AK22 ,  5J070BF03
引用特許:
審査官引用 (6件)
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