特許
J-GLOBAL ID:200903013969795400

ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-126271
公開番号(公開出願番号):特開2007-296963
出願日: 2006年04月28日
公開日(公表日): 2007年11月15日
要約:
【課題】電動倍力装置を有効利用することにより、アンチロックブレーキ装置の液圧回路構成に変更を加えることなくキックバックを解消できるようにする。【解決手段】ホイールシリンダ1,2に対してABS装置8を介して配管接続されたマスタシリンダ6に電動倍力装置7を一体的に結合する。電動倍力装置7は、ブレーキペダル42と連動する入力ピストン56と電動モータ13により駆動されるブースタピストン55とをばねにより連結すると共に、両ピストン55、56をマスタシリンダ6のプライマリピストンとして共用した構造となっている。マスタシリンダ6内の液圧を圧力センサ15,16により監視し、アンチロックブレーキ制御中にマスタシリンダ6にブレーキ液が戻されて液圧が上昇する場合に、入力ピストン56に対して電動モータ13によりブースタピストン55を後退させ、マスタシリンダ6内の液圧上昇を抑えて、ブレーキペダル42へのキックバックを解消する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(A)ブレーキ液圧を発生するマスタシリンダ、 (B)前記マスタシリンダとホイールシリンダとの間に配設された液圧回路および該液圧回路を制御する電子制御手段を備えたアンチロックブレーキ装置、 (C)ブレーキペダルの操作により進退移動する軸部材と、該軸部材に相対移動可能に外装された筒状部材と、該筒状部材を進退移動させる電動アクチュエータと、前記軸部材と前記筒状部材との相対変位量を検出する変位検出手段とを備え、前記軸部材と前記筒状部材とを前記マスタシリンダのピストンとして、それぞれの前端部を該マスタシリンダの圧力室に臨ませ、前記ブレーキペダルから前記軸部材に付与されるペダル推力と前記電動アクチュエータから前記筒状部材に付与されるブースタ推力とにより、前記圧力室内にブレーキ液圧を発生させる電動倍力装置、 (D)前記電動倍力装置内の変位検出手段の検出信号に基づいて、前記電動倍力装置内の電動モータを制御するブースタ制御手段、 (E)前記マスタシリンダ内のブレーキ液圧を検出する液圧検出手段、からなり、 前記ブースタ制御手段は、前記アンチロックブレーキ装置によるアンチロックブレーキ制御中に、前記マスタシリンダ内の液圧を一定に保つように、前記電動倍力装置内の電動アクチュエータを制御して、前記筒状部材を前進後退させることを特徴とするブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 13/74 ,  B60T 8/176
FI (2件):
B60T13/74 Z ,  B60T8/1761
Fターム (12件):
3D046BB05 ,  3D046CC04 ,  3D046DD02 ,  3D046EE01 ,  3D046HH02 ,  3D046HH16 ,  3D048BB25 ,  3D048CC54 ,  3D048DD02 ,  3D048HH50 ,  3D048RR06 ,  3D048RR11
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ブレーキ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-254980   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • 電動式ブレーキ倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-295994   出願人:株式会社ユニシアジェックス
審査官引用 (3件)

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