特許
J-GLOBAL ID:200903014019419815

二輪車等のフロントフォークのオイルロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-119069
公開番号(公開出願番号):特開2004-324750
出願日: 2003年04月23日
公開日(公表日): 2004年11月18日
要約:
【課題】二輪車等のフロントフォークのオイルロック装置において、オイルロックピースを廃止することができるとともに、最圧縮状態から伸張行程に移行する際に抜け音の発生を防止すること。【解決手段】二輪車等のフロントフォーク10のオイルロック装置において、インナチューブ12の先端部内周に、ピストン弁20を設け、ピストン弁20の内周と中空ロッド16の外周との間に環状の内周側流路33を形成するとともに、該ピストン弁20の外周とインナチューブ12の内周との間に環状の外周側流路34を形成し、インナチューブ12の先端部内周に、ピストン弁20の上下の端面が接離する環状のバルブシート31、32を設け、上下のバルブシート31、32が中空ロッド16の外周との間に、前記外周側流路34を前記油室21、22に連通する流路を設け、ピストン弁20の上下の端面に、径方向に貫通する切欠部20A、20Bを形成したもの。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
車輪側のアウタチューブ内に車体側のインナチューブを摺動自在に嵌合し、 アウタチューブ内の底部に、インナチューブ内周に摺接する隔壁部を備えた中空ロッドを立設し、 中空ロッドの外周に、インナチューブの先端部内周に設けたピストン弁が進退する油室を区画し、 中空ロッドの内周に上部をエア室とした油溜室を区画し、 中空ロッドの下部に、前記油室と油溜室を連通する油孔を設けた二輪車等のフロントフォークのオイルロック装置において、 前記インナチューブの先端部内周に、前記ピストン弁を設け、該ピストン弁の内周と前記中空ロッド外周との間に環状の内周側流路を形成するとともに、該ピストン弁の外周と前記インナチューブ内周との間に環状の外周側流路を形成し、 前記インナチューブの先端部内周に、前記ピストン弁の上下の端面が接離する環状のバルブシートを設け、上下のバルブシートが前記中空ロッドの外周との間に、前記外周側流路を前記油室に連通する流路を設け、 前記ピストン弁の上下の端面に、径方向に貫通する切欠部を形成したことを特徴とする二輪車等のフロントフォークのオイルロック装置。
IPC (3件):
F16F9/348 ,  B62K25/08 ,  F16J1/09
FI (3件):
F16F9/348 ,  B62K25/08 C ,  F16J1/09
Fターム (11件):
3D014DD00 ,  3D014DD06 ,  3D014DE08 ,  3J044CB39 ,  3J044CC14 ,  3J044DA10 ,  3J069AA46 ,  3J069CC13 ,  3J069DD26 ,  3J069EE02 ,  3J069EE10
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-051544
  • 車両用緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-041870   出願人:株式会社ショーワ
  • フロントフォーク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-087655   出願人:カヤバ工業株式会社

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