特許
J-GLOBAL ID:200903014047448014

自動車外板用アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-352107
公開番号(公開出願番号):特開平8-232052
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 成形性に優れ、塗装焼付硬化性が大きく、塗装焼付け後200MPa以上の耐力が確保され、成形加工後の製品面質が良好で且つ耐食性にも優れた自動車外板用アルミニウム合金板を提供する。【解決手段】 Si:0.9〜1.3 %、Mg:0.4〜0.6 %、Mn:0.05 〜0.15%、Ti:0.01 〜0.1 %を含有し、残部Alからなり、不純物としてのFeを0.2 %以下、Cuを0.1 %以下に限定したアルミニウム合金の鋳塊を均質化処理後、450°C以下に降温して熱間圧延を開始し、250 〜350 °Cで熱間圧延を終了し、中間焼鈍を行いまたは行うことなく、70%以上の冷間圧延を行い、530 °C以上で60s 以内の溶体化処理、焼入れを施し、室温に24h 以上放置した後、200 〜250 °Cで60s 以内の熱処理を行う。
請求項(抜粋):
重量%で、Si:0.9〜1.3%、Mg:0.4〜0.6%、Mn:0.05〜0.15%、Ti0.01〜0.1%を含み、残部Alと不可避的不純物からなり、不純物としてのFeを0.2%以下、Cuを0.1%以下に限定したアルミニウム合金の鋳塊を、500°C以上の温度で6h以上の時間均質化処理した後、450°C以下の温度に冷却して熱間圧延を開始し、該熱間圧延を200〜350°Cの温度範囲で終了して加工度70%以上の冷間圧延を行い、該冷間圧延に引き続き530°C以上の温度に60s以内保持する溶体化処理および焼入れを施した後、室温に24h以上保持し、ついで200〜250°Cの温度範囲で60s以下の時間熱処理することにより、プレス加工後に180°Cで1hの塗装焼付け処理を行った場合200MPa以上の耐力を有し、耐糸錆性が優れていることを特徴とする自動車外板用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (2件):
C22F 1/05 ,  C22C 21/02
FI (2件):
C22F 1/05 ,  C22C 21/02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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