特許
J-GLOBAL ID:200903014069907462

気象レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-247079
公開番号(公開出願番号):特開2000-075029
出願日: 1998年09月01日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 マイクロバースト等の気象現象を早期に予測することができる気象レーダ装置を提供する。【解決手段】 レーダ送受信部402は、ミリ波を用いてエコー強度分布を取得する。ミリ波を用いることにより、センチ波では検知できない氷晶も含んだエコー強度が測定される。信号処理部4は、降下検知処理部32において、エコー強度分布に基づいて積乱雲内部のセルの降下を検知する。マイクロバーストや雷はセルが地表近くまで降下することにより発生する。高度検知処理部34によって、そのような気象現象の発生を警戒すべき高度までセルが降下したことを検知し、それに基づいて気象現象予測処理部36がそれら気象現象を予測する。また、氷晶を検知できるミリ波を用いたことにより、高度検知処理部34における高度の閾値は、降水粒子が生じるような低い位置ではなく、氷晶が存在する高い位置に設定できる。
請求項(抜粋):
複数の仰角について電波を送受信するレーダ送受信部と、エコー強度分布に基づいて所定の気象状態を検知する信号処理部とを含んだ気象レーダ装置であって、前記信号処理部は、複数時刻における前記エコー強度分布に基づいて、所定反射率以上の領域であるセルの降下を検知するセル降下検知手段を有し、降下する前記セルの下方での所定気象現象の発生予測を可能とすることを特徴とする気象レーダ装置。
IPC (3件):
G01S 13/95 ,  G01W 1/00 ,  G01W 1/10
FI (3件):
G01S 13/95 ,  G01W 1/00 C ,  G01W 1/10 T
Fターム (19件):
5J070AA03 ,  5J070AA14 ,  5J070AB01 ,  5J070AB24 ,  5J070AC01 ,  5J070AC02 ,  5J070AC03 ,  5J070AC06 ,  5J070AC12 ,  5J070AC13 ,  5J070AE12 ,  5J070AE13 ,  5J070AG03 ,  5J070AH04 ,  5J070AH14 ,  5J070AH33 ,  5J070AJ03 ,  5J070AK40 ,  5J070BA01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)
  • 雷雲観測システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-255126   出願人:東京電力株式会社, 株式会社東芝
  • 特開昭62-118283

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