特許
J-GLOBAL ID:200903014094759800

回転電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-211642
公開番号(公開出願番号):特開2001-037189
出願日: 1999年07月27日
公開日(公表日): 2001年02月09日
要約:
【要約】【課題】 小型で高いモータ特性を有する高い実用性を備えた片側配置型の磁石埋込構造を有する回転電機を得ることを可能とする。【解決手段】 永久磁石13とコイル12bとを片側のコアに集めた埋込磁石構造の回転電機において、各相が全く同じ条件の多相とすることによって、各相間での特性差をほとんどなくし、多相であっても不具合なく良好なモータ特性を得られる構成とし、磁石間における突極12cのピッチをギャップ長や突極幅などと関係して適宜に設定することによって、漏れ磁束などによる特性低下やスペースの無駄づかい等を回避可能としたもの。
請求項(抜粋):
円周方向に一定のピッチをなして一組の凹凸形状が複数組設けられた突極歯を有する第1コアと、この第1コアとラジアル方向に対向しつつ円周方向に相対移動可能に設けられた第2コアとを備え、上記第2コアは、円周方向に延在するヨーク部と、このヨーク部に巻回されたコイルと、上記ヨーク部の円周方向両端部分にそれぞれ上記コイルを挟むように配置された一対の周端コア部と、これら一対の周端コア部のそれぞれにおいて上記第1コアの突極歯と近接対向するように設けられた突極片と、を有しているとともに、当該第2コアの偶数個が、円周方向に磁気的に実質上分離された状態で環状に並設・集合され、その円周方向に隣り合う両第2コアにおける隣接周端コア部どうしの間に永久磁石がそれぞれ挟持され、上記各永久磁石には、前記隣接周端コア部の挟持方向に沿って着磁が施され、かつ該着磁の磁極方向が、前記各第2コアにおけるコイルを挟んだ一対の周端コア部どうしを同極とするように設定された回転電機において、上記第1コアの突極歯における一組の凹凸形状が電気角で360°をなすように構成され、そのときの180°の電気角を1磁極ピッチとしたときに、前記第2コアにおけるコイルを挟んだ両突極片どうしが、2n+1(nは1以上の整数)の磁極ピッチ分だけ位置ずれした関係に配置されて180°の位相ずれを有するように設定されているとともに、前記円周方向に永久磁石を挟んで隣り合う両第2コアにおける一組の隣接突極片どうしが、1.33乃至5磁極ピッチ分だけ位置ずれしたピッチにて配置され、かつこの一組の隣接突極片どうしの配置ピッチが、円周方向に複数組配置された各隣接突極片のそれぞれにおいて略同一に設定されることにより多相に構成され、同相のコイルが偶数個設けられていることを特徴とする回転電機。
IPC (4件):
H02K 21/38 ,  H02K 1/17 ,  H02K 1/24 ,  H02K 19/10
FI (4件):
H02K 21/38 M ,  H02K 1/17 ,  H02K 1/24 Z ,  H02K 19/10 A
Fターム (34件):
5H002AA09 ,  5H002AB04 ,  5H002AE06 ,  5H002AE07 ,  5H002AE08 ,  5H619AA01 ,  5H619AA05 ,  5H619BB01 ,  5H619BB06 ,  5H619BB24 ,  5H619PP01 ,  5H619PP02 ,  5H619PP05 ,  5H619PP06 ,  5H619PP08 ,  5H621AA02 ,  5H621BB02 ,  5H621BB05 ,  5H621BB10 ,  5H621GA01 ,  5H621GA04 ,  5H621GA12 ,  5H621GA16 ,  5H621GB10 ,  5H621HH09 ,  5H621JK02 ,  5H621JK07 ,  5H621JK13 ,  5H622AA02 ,  5H622CA02 ,  5H622CA07 ,  5H622CB05 ,  5H622PP07 ,  5H622PP17
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-020371
  • SRモータのステータ構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-262822   出願人:日本電気精器株式会社
  • 特開昭60-020371

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