特許
J-GLOBAL ID:200903014201722205

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-331619
公開番号(公開出願番号):特開2000-156447
出願日: 1998年11月20日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】【課題】 上下反転して設置しても性能を維持できる沸騰冷却装置1を提供すること。【解決手段】 液冷媒を貯留する冷媒槽3は、板状に設けられて、略直立した状態で使用され、その直立する一方の表面に発熱体2が取り付けられる。放熱器は、冷媒槽3の上部側(冷媒槽3内の冷媒液面より上方)に配置される上側放熱部4、下部側(冷媒槽3内の冷媒液面より下方)に配置される下側放熱部5、及び両放熱部4、5を連結する連結管11を備える。但し、上側放熱部4と下側放熱部5は同一形状に設けられ、共に冷媒槽3内で発熱体2の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気を凝縮させる性能を満足する仕様で設計されている。この構成により、沸騰冷却装置1を上下反転した場合でも、冷媒槽3の上部に下側放熱部5が配置されるので、沸騰冷却装置1を上下反転して使用しても必要な放熱性能を確保することができる。
請求項(抜粋):
内部に液冷媒を貯留し、この液冷媒が発熱体の熱を受けて沸騰する沸騰空間を形成する冷媒槽と、この冷媒槽で前記発熱体の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気を外部流体との熱交換によって凝縮させる放熱器とを備える沸騰冷却装置であって、前記放熱器は、前記冷媒槽内の冷媒液面より上部側と下部側とにそれぞれ前記沸騰空間に連通する放熱部を有していることを特徴とする沸騰冷却装置。
IPC (3件):
H01L 23/427 ,  F28D 15/02 ,  F28D 15/02 101
FI (3件):
H01L 23/46 A ,  F28D 15/02 M ,  F28D 15/02 101 L
Fターム (4件):
5F036AA01 ,  5F036BA08 ,  5F036BB01 ,  5F036BC31
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 沸騰冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-129552   出願人:株式会社デンソー

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