特許
J-GLOBAL ID:200903014234563617

二酸化炭素濃縮法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-212674
公開番号(公開出願番号):特開平11-033340
出願日: 1997年07月24日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 CO2 ガスを、大きなエネルギーを要することなく高温のまま濃縮処理する。【解決手段】 溶融塩をしみ込ませた電解質板1をカソード2とアノード3で挟んでなる濃縮セル4を用いる。カソード2とアノード3との間に電源7により電位を与える。カソード2に低濃度のCO2 と共にO2 を含むガスを供給して、電気化学反応によりCO2 をCO3 2-に変える。CO3 2-を電解質板1を通しアノード3に運び、電気化学反応により高濃度のCO2 を選択的に分離させる。
請求項(抜粋):
電解質をしみ込ませた多孔質物質製電解質板を多孔質体製のカソードとアノードで両面から挟んでなる濃縮セルを用い、該濃縮セルのカソードとアノードとの間に電位を与えた状態として、カソードに原料ガスとして低濃度二酸化炭素と酸素を含むガスを供給し、該カソード側でCO2 +1/2 O2 +2e- →CO3 2-の電気化学反応を行わせ、生成された炭酸イオンを電解質板を通しアノードに移動させ、該アノード側で炭酸イオンを電気化学反応を行わせて、高濃度の二酸化炭素を選択的に分離させることを特徴とする二酸化炭素濃縮法。
IPC (3件):
B01D 53/32 ,  C01B 31/20 ,  C25B 1/00
FI (3件):
B01D 53/32 ,  C01B 31/20 ,  C25B 1/00 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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