特許
J-GLOBAL ID:200903014241966182

ジアリールカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-242130
公開番号(公開出願番号):特開2001-064235
出願日: 1999年08月27日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 アルキルアルコールを含有するジアルキルカーボネートとフェノール性化合物とを用いて、ジアリールカーボネートを簡便な工程で工業的に有利に製造する方法を提供する。【解決手段】 (i)第1反応蒸留塔のその蒸留部下部に原料混合液を供給する工程、(ii)該蒸留部の上部にフェノール性化合物を供給する工程、(iii)該蒸留部において該混合液とフェノール性化合物とを接触させながら加圧下で蒸留する工程、(iv)該蒸留塔最下部の反応部において、触媒の存在下でエステル交換反応させてアルキルアリールカーボネートを生成させる工程、(v)該第1反応蒸留塔蒸留部の頂部付近よりアルキルアルコールと未反応ジアルキルカーボネートの一部を抜出す工程、(vi)該第1蒸留塔反応部から反応液を抜出す工程、(vii)第2反応蒸留塔の最下部にある反応部に反応液を供給する工程、(viii)該反応部において不均化反応によりジアリールカーボネートを生成する工程を含む。
請求項(抜粋):
アルキルアルコールを出発原料として製造したアルキルアルコール含有ジアルキルカーボネートとフェノール性化合物からジアリールカーボネートを製造する方法において、(i)第1反応蒸留塔の蒸留部下部にジアルキルカーボネートとアルキルアルコールとの混合液を供給する工程、(ii)該第1反応蒸留塔蒸留部上部にフェノール性化合物を供給する工程、(iii)該第1反応蒸留塔蒸留部において該混合液とフェノール性化合物とを接触させながら加圧下で蒸留する工程、(iv)該第1反応蒸留塔最下部の反応部において、ジアルキルカーボネートとフェノール性化合物とを触媒の存在下でエステル交換反応させてアルキルアリールカーボネートを生成させる工程、(v)該第1反応蒸留塔蒸留部の頂部又は頂部付近よりアルキルアルコール又はアルキルアルコールと未反応ジアルキルカーボネートの一部を抜出す工程、(vi)該第1反応蒸留塔反応部から触媒,生成したアルキルアリールカーボネートを含む反応液を抜出す工程、(vii)第2反応蒸留塔の最下部にある反応部に第1反応蒸留塔から抜け出した該触媒、該アルキルアリールカーボネートを含む反応液を供給する工程、(viii)該第2反応蒸留塔反応部において該アルキルアリールカーボネートの不均化反応によりジアリールカーボネートとジアルキルカーボネートを生成する工程、(ix)該第2反応蒸留塔蒸留部においてジアルキルカーボネートが分離される条件で蒸留する工程、(x)該第2反応蒸留塔蒸留部頂部又は頂部付近から、副生するジアルキルカーボネートを抜出す工程、(xi)該副生ジアルキルカーボネートを、前記第1反応蒸留塔の反応部に循環させる工程、からなることを特徴とするジアリールカーボネートの製造方法。
IPC (6件):
C07C 68/06 ,  B01J 31/30 ,  B01J 38/00 301 ,  C07C 68/00 ,  C07C 69/96 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07C 68/06 Z ,  B01J 31/30 X ,  B01J 38/00 301 B ,  C07C 68/00 B ,  C07C 69/96 Z ,  C07B 61/00 300
Fターム (29件):
4H006AA02 ,  4H006AC48 ,  4H006AD11 ,  4H006BA02 ,  4H006BA05 ,  4H006BA07 ,  4H006BA08 ,  4H006BA10 ,  4H006BA11 ,  4H006BA12 ,  4H006BA14 ,  4H006BA18 ,  4H006BA30 ,  4H006BA32 ,  4H006BA37 ,  4H006BA50 ,  4H006BA51 ,  4H006BC52 ,  4H006BD33 ,  4H006BD52 ,  4H006BD70 ,  4H006BE30 ,  4H006BE40 ,  4H006BJ50 ,  4H006KA57 ,  4H006KA60 ,  4H039CA66 ,  4H039CD10 ,  4H039CD40
引用特許:
審査官引用 (6件)
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