特許
J-GLOBAL ID:200903014244638755

画像領域分割装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-219552
公開番号(公開出願番号):特開平10-066100
出願日: 1996年08月21日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 カラー画像から少ない計算量で正確な文字領域を分割、形成する。【解決手段】 カラー動画像の複数フレームから作成した平均化画像のRGB表色系を表色系変換処理部3でHSI表色系に変換する。輝度空間分割処理部4は変換画像を設定閾値等により輝度空間分割して二値化する。彩度グラデーション変化領域判断部5は各分割領域内に彩度エッジ強度の高い画素が設定個数以上存在するか判断し、存在領域内に関して彩度空間分割処理部6で彩度空間分割させる。高彩度領域判断部7は、その各分割領域に対して領域内の彩度平均値が設定閾値以上、彩度分散値が設定閾値以下かを判断し、満たす領域に対し色相グラデーション変化領域判断部8で領域内に色相エッジ強度の高い画素が設定個数以上存在するか判断させる。この判断部8は満たす領域に対して複数の色相値閾値により色相空間分割する。出力部10は以上での領域分割結果を出力する。
請求項(抜粋):
文字が表示された画像の表色系をRGB表色系から色相,彩度,輝度のHSI表色系に変換する表色系変換処理手段と、前記表色系変換処理手段でHSI表色系に変換された画像に対して輝度値に関し自動的に設定された閾値により輝度空間を分割することで画像を二値化する輝度空間分割処理手段と、処理を行うことを決定された領域内の彩度に関して予め設定した閾値あるいは自動的に設定された閾値により彩度空間を分割することで領域を高彩度部と低彩度部に分割する彩度空間分割処理手段と、処理を行うことを決定された領域内の色相に関して予め設定した閾値あるいは自動的に設定された閾値により色相空間を分割することで領域分割を行う色相空間分割処理手段と、処理を行うことを決定された各領域に対して、領域内に色相エッジ強度の高い画素の個数が予め設定された個数閾値以上存在するという条件を満たすかどうかの判断を行い、該条件を満たす領域に対して前記色相分割処理手段で処理を行うことを決定する色相変化領域判断手段と、前記輝度空間分割処理手段で二値化された画像の各領域内に彩度エッジ強度の高い画素の個数が予め設定された個数閾値以上存在するという条件を満たすかどうかの判断を行い、該条件を満たす領域に対して前記彩度空間分割処理手段で処理を行うことを決定し、該条件を満たさない領域の中で彩度平均値が予め設定した閾値以上、且つ彩度分散値が予め設定した閾値以下という条件を満たす領域に対して前記色相空間分割処理手段で処理を行うことを決定する彩度変化領域判断手段と、前記彩度空間分割処理手段で分割され形成された領域に対して領域内の彩度平均値が予め設定した閾値以上、且つ彩度分散値が予め設定した閾値以下という条件を満たすかどうかの判断を行い、該条件を満たす領域に対して前記色相変化領域判断手段で処理を行うことを決定し、彩度分散値が予め設定した閾値より大きい領域に対して再び前記彩度空間分割処理手段で処理を行うことを決定する高彩度領域判断手段と、前記彩度変化領域判断手段、前記高彩度領域判断手段および前記色相変化領域判断手段の各々において処理を行うことを決定されなかった領域ならびに前記色相分割処理手段での画像領域分割結果を出力する手段と、を備えることを特徴とする画像領域分割装置。
IPC (8件):
H04N 9/74 ,  G06K 9/20 360 ,  H04N 1/60 ,  H04N 1/40 ,  H04N 1/46 ,  H04N 9/64 ,  H04N 9/67 ,  H04N 9/77
FI (8件):
H04N 9/74 Z ,  G06K 9/20 360 C ,  H04N 9/64 Z ,  H04N 9/67 Z ,  H04N 9/77 ,  H04N 1/40 D ,  H04N 1/40 F ,  H04N 1/46 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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