特許
J-GLOBAL ID:200903014255799122

多重化コンピュータシステムおよび障害回復方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-078803
公開番号(公開出願番号):特開平8-278950
出願日: 1995年04月04日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】障害復旧した装置を、短時間内に再同期化させる手段を提供すること。【構成】同一演算処理を同期して行なう各演算処理装置は、他装置の故障を検出する手段と、故障検出時に所定アドレスへのアクセス要求を行なう正常系アクセス要求手段と、自装置が故障から回復した後に、前記アドレスへのアクセス要求を行なう異常系アクセス要求手段と、処理装置からのアクセス許可に対して、前記アドレスに対しアクセスを行なうアクセス手段を備える。処理装置は、正常動作する装置の正常系アクセス要求手段からのアクセス要求時刻と、故障から回復した装置の異常系アクセス要求手段からのアクセス要求時刻との時間差が、予め定めた時間差以内である場合、正常動作装置および回復装置にアクセス許可を与える手段と、正常動作装置および回復装置が備えるアクセス手段からのアクセスに基づき両装置の動作を再同期する再同期手段とを備える。
請求項(抜粋):
同一演算処理を同期して行なう複数の演算処理装置と、各演算処理装置に接続され再同期の処理を行なう同期処理装置を具備し、各演算処理装置は、他演算処理装置の故障を検出する故障検出手段と、演算処理を行なうためのアクセス要求を行なうとともに、前記該故障検出手段によって、他演算処理装置の故障を検出した場合、前記同期処理装置内の予め定められたアドレスに対するアクセス要求を行なう正常系アクセス要求手段と、自演算処理装置が故障から回復した後に、前記アドレスに対するアクセス要求を行なう異常系アクセス要求手段と、前記処理装置からのアクセス許可に対して、前記アドレスに対するアクセスを行なうアクセス手段とを備え、前記同期処理装置は、正常動作する演算処理装置が備える正常系アクセス要求手段からのアクセス要求時刻と、故障から回復した演算処理装置が備える異常系アクセス要求手段からのアクセス要求時刻との時間差が、予め定めた時間差以内である場合、正常動作する演算処理装置および故障から回復した演算処理装置にアクセス要求に対するアクセス許可を与えるアクセス許可手段と、アクセス許可の信号を、同期化のための基準信号として、両演算処理装置の動作を再同期する再同期手段とを備えることを特徴とする多重化コンピュータシステム。
IPC (2件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 15/16
FI (2件):
G06F 15/16 470 J ,  G06F 15/16 470 R
引用特許:
出願人引用 (2件)

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