特許
J-GLOBAL ID:200903014257825163

方位探知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道照 ,  曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-365203
公開番号(公開出願番号):特開2004-198189
出願日: 2002年12月17日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】本来の方位探知のために使われる受信空中線のみを使用して、正確な到来方向を検出できないという方位のアンビギュイティ(曖昧さ)の問題を解消する方位探知装置を提供する。【解決手段】一対の受信空中線1,2を傾けて配置し、到来信号の振幅比を使用して粗方位算出回路11による粗方位探知を行う。一方、同じ一対の受信空中線1,2からの受信信号を使用して、電波の到来時間差を用いて精方位算出回路12にて精方位探知を行う。後者の精方位探知では複数の精方位が求まり、アンビギュイティの問題が発生するが、前者の粗方位探知では到来電波の振幅比から1候補の粗方位が求まり、この1候補の粗方位に最も近い精方位を後者の複数の精方位の中から抽出することにより、アンビギュイティの問題を解消する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定距離離間して傾けて設置され、到来電波を受信する一対の受信空中線と、 前記一対の受信空中線で受信した信号をそれぞれ増幅及び周波数変換する一対の受信機と、 前記増幅及び周波数変換されたアナログ信号をそれぞれデジタル信号に変換する一対のA/D変換器と、 前記デジタル信号のクロススペクトルを計算するクロススペクトル計算回路と、 前記クロススペクトルが示すコヒーレンスレベル及び位相レベルから、周波数に対する位相の傾きを求め、前記一対の受信空中線で受信した前記到来電波の時間差を検出する時間差検出回路と、 前記一対の受信機の出力から振幅比を算出する信号振幅比較回路と、 前記振幅比に基づいて前記到来電波の到来粗方位を算出する粗方位算出回路と、 前記到来電波の時間差と前記到来電波の到来粗方位と前記所定距離とに基づいて前記到来電波の到来精方位を算出する精方位算出回路と を備えたことを特徴とする方位探知装置。
IPC (2件):
G01S3/46 ,  G01S3/04
FI (2件):
G01S3/46 ,  G01S3/04 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 方位探知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-066644   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開昭63-186170

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