特許
J-GLOBAL ID:200903079879525072

方位探知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-066644
公開番号(公開出願番号):特開平9-257902
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 電波の到来時間差を高精度に測定する。【解決手段】 到来電波を受信アンテナ1、2で受信し、高周波増幅器3、4で増幅後、A/D変換器5、6でデジタル信号に変換する。デジタル信号は、クロススペクトル計算回路7で高速フーリエ変換され、さらに両結果を掛け算してクロススペクトルを計算する。得られたコヒーレンスと位相は時間差検出回路8に出力され、コヒーレンスのレベルの高い周波数帯における位相の傾きaを求め、Δt=a/2πにより到来時間差Δtを求める。到来時間差Δtは方位算出回路9に出力され、sinθ=cΔt/d(cは電波速度、dはアンテナ間の距離)により到来方位θを求める。
請求項(抜粋):
所定距離離間して配置され、到来電波を受信するn組n+1個(nは自然数)の受信アンテナと、前記受信アンテナで受信した信号をそれぞれ増幅する高周波増幅器と、前記増幅された受信信号をそれぞれデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記デジタル信号のn組のクロススペクトルを演算するクロススペクトル演算器と、n組のクロススペクトルが示すコヒーレンスのレベルが高い周波数帯における位相の傾きから前記n組の受信アンテナで受信した到来電波の時間差を検出する時間差検出器と、前記時間差及び前記所定距離に基づいて電波の到来方位を演算する方位演算器を有することを特徴とする方位探知装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る