特許
J-GLOBAL ID:200903014285677536

データ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-275281
公開番号(公開出願番号):特開平8-137688
出願日: 1994年11月09日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 スーパースケーラ方式を用いてデータ処理装置の性能向上を図るために、オペランドの干渉がある2命令を高速に並列実行可能とし、またハードウェア量の大幅な増加なしに2つのメモリアクセスを行なう命令を並列に実行可能として、並列実行可能な命令の組み合せを増加させたデータ処理装置。【構成】 命令実行手段に、2データを並列にオペランドアクセス部17と整数演算部16と間で転送するデータ転送のためのバス107 を有し、命令デコード部12に、第1の命令と第1の命令に引き続く命令以降の第2の命令とを含む複数の命令からなる命令群の各命令を解析するデコーダ302, 304と、第1の命令と第2の命令とが並列実行可能な組み合わせであるか否かを判定する判定部303 とを有している。
請求項(抜粋):
命令を格納する記憶手段と、前記記憶手段から命令を取り込む命令フェッチ手段と、前記命令フェッチ手段が取り込んだ命令を解析する命令解析手段と、前記命令解析手段での解析結果に基づいて命令を実行する命令実行手段とを備えたデータ処理装置において、前記命令実行手段は、1または複数の所定のシフト量のみのシフト処理を実行するシフタと、前記シフタの出力に少なくとも1つの入力が接続され、少なくとも算術演算または論理演算の内の一つを実行する演算手段とを含む複合演算手段とを有し、前記命令解析手段は、第1の命令と前記第1の命令に引き続く命令以降の第2の命令とを含む複数の命令からなる命令群の各命令を解析する手段を有し、更に、前記第1の命令が前記シフタが実行可能ないずれかのシフト量のシフト処理を実行するシフト命令である第1の条件と、前記第2の命令が前記演算手段で実行可能な演算を実行する命令であり、且つ前記第1の命令のシフト結果を前記第2の命令が参照する第2の条件とが成立するか否かを判定する判定手段を備え、前記判定手段が前記第1及び第2の条件が共に成立すると判定した場合に、前記命令実行手段が前記第1の命令のシフト処理と前記第2の命令の演算処理との2つの複合演算を前記複合演算手段に実行させることにより、前記第1及び第2の命令を並列に実行すべくなしてあることを特徴とするデータ処理装置。
IPC (2件):
G06F 9/38 370 ,  G06F 9/38 350
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • プロセッサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-054025   出願人:富士通株式会社
  • 特開平3-218523
  • 特開昭59-173850

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