特許
J-GLOBAL ID:200903014319663777

歪補償方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-239594
公開番号(公開出願番号):特開平9-083587
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】ディジタル通信装置のエンベロープ検出型歪補償時、アナログ型の直交変調器と直交検波器を使用可能にするために、そのオフセットの補償を行なう。【解決手段】演算/制御部からの送信ベースバンド信号をアナログ信号に変換して直交変調器に加え、基準搬送波を直交変調して生成した送信変調波を分岐して直交検波器に加え、基準搬送波によって直交検波して得た復調信号をディジタル信号に変換した受信ベースバンド信号を演算/制御部に帰還して、送信ベースバンド信号と比較結果に応じて、送信ベースバンド信号をプリディストーション処理することによって、送信変調波の波形歪みを除去する際に、直交変調器のオフセットに基づく洩れキャリアを検出して直流化した信号に応じて直交変調器入力に対する増幅器の動作基準点(オフセット)を変化させて、直交変調器に対する入力信号値をシフトすることによって、直交変調器のオフセットが最小になるように制御する。
請求項(抜粋):
演算/制御部からのI成分とQ成分のディジタル信号からなる送信ベースバンド信号をアナログ信号に変換し、それぞれ増幅器を介して直交変調器に加え、基準搬送波を直交変調して送信変調波を生成するとともに、該送信変調波を分岐して直交検波器に加え、前記基準搬送波によって直交検波して得たI成分とQ成分の復調信号をそれぞれディジタル信号に変換して得た受信ベースバンド信号を前記演算/制御部に帰還し、該演算/制御部において、該帰還ベースバンド信号と送信ベースバンド信号とを比較して送信ベースバンド信号をプリディストーション処理することによって、送信変調波の波形歪みを除去するエンベロープ検出型歪補償方式のディジタル無線装置において、前記直交変調器のオフセットに基づく洩れキャリアを検出して直流化した信号を制御部に加えることによって、該制御部が制御信号を出力して前記増幅器の動作基準点を変化させて、前記直交変調器に対するI成分とQ成分の入力信号値を調整することによって、該直交変調器のオフセットが最小になるように制御することを特徴とする歪補償方式。
IPC (2件):
H04L 27/20 ,  H04B 1/04
FI (2件):
H04L 27/20 Z ,  H04B 1/04 R
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-291829
  • 変調装置及び変調方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-055655   出願人:三菱電機株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-291829
  • 変調装置及び変調方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-055655   出願人:三菱電機株式会社

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