特許
J-GLOBAL ID:200903014351356495
光励起固体レーザ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-377206
公開番号(公開出願番号):特開2006-186071
出願日: 2004年12月27日
公開日(公表日): 2006年07月13日
要約:
【課題】 位相の異なる高調波成分の干渉によるビーム状態の変動を防ぎ、温度や励起パワーに影響されずに高調波出力を安定して得る。【解決手段】 本発明の光励起固体レーザ装置20は、固体レーザ媒質22と非線形光学素子23とを挟装する入射側及び出射側でなる一対の反射鏡24,25が、それぞれ基本波L2に対しては高反射であり高調波L3,L4に対しては反射防止とされており、これにより、光共振器内部における高調波成分同士の干渉を防ぐことができる。また、励起光源(半導体レーザ素子)21の発光面21aを入射側反射鏡24の鏡面に対して非平行とすることにより、入射側反射鏡24から外部へ出射した高調波レーザ光L4が励起光源21の発光面21aで反射した際、当該反射光の光軸を光共振器26の光軸に対して角度を持たせ、光共振器26内における高調波成分L3,L4同士の干渉を抑制する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
基本波を発生させる固体レーザ媒質と、前記基本波の高調波を発生させる非線形光学素子と、これら固体レーザ媒質と非線形光学素子とを挟装して光を往復させる入射側及び出射側でなる一対の反射鏡と、前記入射側反射鏡に対向配置され前記固体レーザ媒質を励起するための光を発光する励起光源とを備えた光励起固体レーザ装置において、
前記一対の反射鏡は、それぞれ、前記基本波に対しては高反射であり前記高調波に対しては反射防止とされているとともに、
前記励起光源の発光面は、前記入射側反射鏡の鏡面に対して非平行である
ことを特徴とする光励起固体レーザ装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
5F172AE03
, 5F172AF02
, 5F172EE16
, 5F172NQ62
, 5F172NR05
引用特許:
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