特許
J-GLOBAL ID:200903014366152926

気泡性緩衝シート

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-244242
公開番号(公開出願番号):特開平11-077867
出願日: 1997年09月09日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 連続生産可能な成形性のよい等の気泡性緩衝シートの製造に関する問題点が改善され、引裂強度、衝撃強度等の機械的特性と、耐折強度(風合い、つまり腰)とのバランスが優れた凸状の独立気泡を有するプラスチック製の気泡性緩衝シートの樹脂組成を提供すること。【解決手段】 気泡性緩衝シートにおいて、プラスチックフィルム(1)及び/又は(2)が、密度0.915〜0.960(g/cm3)であり、特定の(A)エチレン-α-オレフィン共重合体、特定の(B)高密度ポリエチレン及び特定の(C)高圧法低密度ポリエチレンの特定範囲のポリエチレン組成物からなる気泡性緩衝シート。
請求項(抜粋):
多数のエンボスを形成したプラスチックフィルム(1)と平面状のプラスチックフィルム(2)とが積層されてなる凸状の独立気泡を有する気泡性緩衝シートにおいて、当該プラスチックフィルム(1)及び/又は(2)が、密度0.915〜0.960(g/cm3)であり、下記の特性を有する(A)エチレン-α-オレフィン共重合体、(B)高密度ポリエチレン及び(C)高圧法低密度ポリエチレンを含有するポリエチレン組成物からなり、ポリエチレン組成物における(A)エチレン-α-オレフィン共重合体、(B)高密度ポリエチレン及び(C)高圧法低密度ポリエチレンの各成分が下記一般式(1)〜(4)で示されることを特徴とする気泡性緩衝シート。x+y+z=100 (1)45≦x+z≦95 (2)5≦x≦90 (3)5≦z≦90 (4)但し、式(1)〜(4)において、x:(A)エチレン-α-オレフィン共重合体(重量%)y:(B)高密度ポリエチレン(重量%)z:(C)高圧法低密度ポリエチレン(重量%)(A)エチレン-α-オレフィン共重合体:(A-1)密度(d)=0.880〜0.960(g/cm3)(A-2)190°C、2.16Kg荷重におけるメルトフローレート(MFR2.16)=0.01〜200(g/10分)(A-3)190°C、21.6Kg荷重におけるメルトフローレート(MFR21.6)と190°C、2.16Kg荷重におけるメルトフローレート(MFR2.16)との比 (MFR21.6)/(MFR2.16)=1〜20(A-4)分子量分布(Mw/Mn)=2.0〜4.0(B)高密度ポリエチレン(但し、前記(A)エチレン-α-オレフィン共重合体は除く):(B-1)密度(d)=0.935を超えて0.970以下(g/cm3)(B-2)190°C、2.16Kg荷重におけるメルトフローレート(MFR2.16)=0.01〜20(g/10分)(C)高圧法低密度ポリエチレン(但し、前記(A)エチレン-α-オレフィン共重合体は除く):(C-1)密度(d)=0.915〜0.935(g/cm3)(C-2)190°C、2.16Kg荷重におけるメルトフローレート(MFR2.16)=0.01〜50(g/10分)
IPC (5件):
B32B 3/26 ,  B32B 27/32 103 ,  B65D 81/03 ,  C08L 23/06 ,  C08L 23/08
FI (5件):
B32B 3/26 A ,  B32B 27/32 103 ,  C08L 23/06 ,  C08L 23/08 ,  B65D 81/14 C
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 気泡性緩衝シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-011982   出願人:宇部興産株式会社

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