特許
J-GLOBAL ID:200903014409909538

誤り制御方法、通信装置および通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-311209
公開番号(公開出願番号):特開2004-147183
出願日: 2002年10月25日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】ARQによるパケットの順序制御を実施しない場合における、TCPによる無駄なファストリカバリを回避可能な誤り制御方法、通信装置および通信システムを得ること。【解決手段】本発明の通信装置(2,4)は、誤り制御方式としてARQ(自動再送要求:Automatic Repeat reQuest)方式を採用し、TCP(TransmissionControl Protocol)によりエンド-エンドの端末装置(1,5)間のパケットを中継するために、たとえば、再送処理によるパケットの順序制御を行わずに、順序反転した状態のパケットをパケット送信先の端末装置5に対して中継するARQ受信処理部23と、パケット送信先から送られてくる重複ACKをカウントし、当該カウント値に基づいて予め規定された個数以上の重複ACKを破棄するTCP-ACK制御部24と、を備える構成とした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
端末装置に対してパケットを中継する通信装置間の誤り制御方式としてARQ(自動再送要求:Automatic Repeat reQuest)方式を用い、エンド-エンドの端末装置間の通信プロトコルとしてTCP(Transmission Control Protocol)を用いる場合の誤り制御方法において、 再送処理によるパケットの順序制御を行わずに、パケット送信先の端末装置に対して送信するパケットの順序反転を許可する第1の再送制御ステップと、 パケット送信元の端末装置に対してTCPのACK(Acknowledge)を通知する場合に、予め規定された個数以上の重複ACKを破棄する第2の再送制御ステップと、 を含むことを特徴とする誤り制御方法。
IPC (2件):
H04L1/18 ,  H04L12/56
FI (2件):
H04L1/18 ,  H04L12/56 Z
Fターム (5件):
5K014DA02 ,  5K014FA03 ,  5K030LA01 ,  5K030LA02 ,  5K030LC18
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • Delayed Duplicate Acknowledgements:A TCP-Unaware Approach to Improve Performance of TCP over Wireles
  • Delayed Duplicate Acknowledgements:A proposal to Improve Performance of TCP on Wireless Links

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