特許
J-GLOBAL ID:200903014427488949

耐食性に優れたステンレス鋼部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-156069
公開番号(公開出願番号):特開平9-003655
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】高純度ガス配管系において、微粒子やガス放出が少なく、かつ腐食性ガスに対する耐食性に優れた表面を持つステンレス鋼部材の、簡易な処理方法の提供。【構成】重量%で、C:0.03%以下、Si:0.50%以下、Mn: 1.0%以下、P:0.02%以下、S: 0.003%以下、Ni:10〜40%、Cr:15〜30%、Mo: 0.1〜 7%、Cu: 0.2%以下、Al:0.01%以下、N: 0.3%以下、O:0.01%以下、Se:0.01%l以下で、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、Nibal 値が 0以上 2未満であるステンレス鋼を、機械加工により表面粗さをRmax にて 1μm 以下に平滑化した後、湿式不動態化処理によって表面にCrを主体とする酸化被膜を形成させる。湿式不動態化処理としては、濃度: 5〜60%、温度:20〜80°Cの硝酸水溶液中に 5分以上浸漬するか、または温度:20〜80°Cの硝酸、硫酸またはそれらの塩の水溶液中で、飽和カロメル電極基準 0.2〜 0.6Vの電位にて 5分以上保持する。
請求項(抜粋):
重量%にて、C:0.03%以下、Si:0.50%以下、Mn: 1.0%以下、 P:0.02%以下、S: 0.003%以下、Ni:10〜40%、Cr:15〜30%、Mo: 0.1〜 7%、Cu: 0.2%以下、Al:0.01%以下、N: 0.3%以下、O:0.01%以下、Se:0.01%以下で、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、かつ下式で与えられるNibal 値が 0以上 2未満であるステンレス鋼を、機械加工により表面粗さをRmax にて 1μm 以下に平滑化した後、湿式不動態化処理によって表面にCrを主体とする酸化被膜を形成させることを特徴とする耐食性に優れたステンレス鋼部材の製造方法。 Nibal =Nieq- 1.1%Creq+ 8.2 ?@ ただし、Nieq=%Ni+%Cu+ 0.5%Mn+30(%C+%N) ?A Creq=%Cr+ 1.5%Si+%Mo+%W ?B
IPC (4件):
C23C 22/06 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/60 ,  C23C 22/78
FI (4件):
C23C 22/06 ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/60 ,  C23C 22/78
引用特許:
審査官引用 (5件)
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