特許
J-GLOBAL ID:200903014459105588

リング状ネットワークのデータ転送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-081906
公開番号(公開出願番号):特開平11-284645
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】リング状ネットワークのデータ伝送効率を向上させる。【解決手段】伝送フレームFのデータ部DTに付加されている局データのトータルサイズTS(n)を格納するトータルサイズ部TSを設け、各局では、一巡目の伝送フレームFを受信したときにトータルサイズ部TSのトータルサイズTS(n)に基づきデータ部DTの末尾、つまり、すでに付加されている他局データの末尾を検出してこの次に自己の伝送データを挿入し、また、トータルサイズTS(n)に自己の局データのデータサイズを加算して転送する。そして、二巡目の伝送フレームを受信したときに、データ部DTの先頭から自己が付加した局データのデータサイズに相当するデータを削除して転送する。各局でデータ格納位置或いは削除位置を認識することができるから、各局に予めデータの格納位置或いは削除位置を通知する必要がなく、その分ネットワークシステムの伝送効率が向上する。
請求項(抜粋):
複数局がリング状ネットワークに接続され、且つ、前記リング状ネットワークに1つの伝送フレームを二周させて各局が一周目に伝送データを付加しこの付加した伝送データを二周目に削除することでデータ交換処理を完結させるようにしたリング状ネットワークのデータ転送方式において、前記伝送フレームは、当該伝送フレームに付加された伝送データで構成されるデータ部の総データ量を格納するデータ量格納領域を有し、前記各局は、一巡目の伝送フレームを受信したときに、前記データ量格納領域の総データ量に基づき前記データ部の末尾を検出してこの次に自己の伝送データを挿入すると共に前記総データ量に自己の伝送データ量を加算して転送し、二巡目の伝送フレームを受信したときに、前記伝送フレームのデータ部の先頭から自己の伝送データ量に相当するデータを削除して転送するようになっていることを特徴とするリング状ネットワークのデータ転送方式。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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