特許
J-GLOBAL ID:200903014482341280

エポキシ樹脂系貯蔵安定な自己析出型水性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-234764
公開番号(公開出願番号):特開平9-169892
出願日: 1996年08月16日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 優れた耐食性及び耐機械的応力性を付与するエポキシ樹脂系被膜を金属表面に析出させることができる自己析出型水性組成物を提供する。【解決手段】 水、(A)特定の粒度分布特性を有する分散されたまたは分散かつ溶解された被膜形成性ポリマ-、(B)成分(A)を乳化するのに十分な量の乳化剤成分及び(C)酸、酸化剤及び錯化剤からなる群より選ばれる溶解性促進剤を含有することを特徴とする自己析出型水性組成物。
請求項(抜粋):
自己析出型水性組成物において、水ならびに(A)一般化学式(I)【化1】(nは0〜50の整数を表す)で示される分散性分子を該組成物全体を基準にして少なくとも0.2%含む分散されたまたは分散かつ溶解された被膜形成性ポリマー分子であって、その全ての分散されたまたは分散かつ溶解された被膜形成性ポリマー分子の凝集体が、被膜形成性ポリマー分子の水系の分散体または分散体及び溶液(「分散体または分散体及び溶液」という語句を以下において通常「DDS」と略記する。)中において下記粒度分布特性:(1)DDS中の平均光散乱粒子径が少なくとも100nmであるが300nmを越えない;(2)DDS中の光散乱粒子量の1.0容積%(以下%とする)以下が450nmより大きい粒径を有する粒子からなる;(3)DDS中の光散乱粒子量の25%以下が250nmより大きい粒径を有する粒子からなる;(4)DDS中の光散乱粒子量の50%以下が200nmより大きい粒径を有する粒子からなる; および(5)DDS中の光散乱粒子量の75%以下が175nmより大きい粒径を有する粒子からなる;を有する分散されたまたは分散かつ溶解された被膜形成性ポリマー分子を該組成物全体を基準として少なくとも1.0%、(B)自己析出型水性組成物と反応して少なくとも2価の電荷を有する溶解性金属カチオンを液中に生成する任意の金属と自己析出型水性組成物との非接触下、自己析出型水性組成物の調製後25°Cで少なくとも24時間の貯蔵中に、目視で確認できるかたまり相の分離または凝離が、自己析出型水性組成物中で発生しないように、成分(A)の不溶分を乳化するのに充分な量の乳化剤成分、および(C)標準水素電極よりも少なくとも100mV酸化性が強い酸化-還元電位を自己析出型水性組成物の全体に付与するのに充分な強さおよび量の、酸、酸化剤および錯化剤からなる群より選択される溶解性促進剤成分を含むことを特徴とする前記自己析出型水性組成物。
IPC (3件):
C08L 63/02 NKY ,  C08G 59/18 NKK ,  C09D163/02 PJS
FI (3件):
C08L 63/02 NKY ,  C08G 59/18 NKK ,  C09D163/02 PJS
引用特許:
審査官引用 (1件)

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