特許
J-GLOBAL ID:200903014487704217

固体電解質電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小池 晃 ,  田村 榮一 ,  伊賀 誠司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-293099
公開番号(公開出願番号):特開2007-087958
出願日: 2006年10月27日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
【課題】エネルギー密度及び安全性を大幅に改善した膨潤溶媒を含有したゲル電解質電池を提供する。【解決手段】正極2と負極3との間に配されたセパレータ5と、該正極2及び該負極3と該セパレータ5との間に介在された膨潤溶媒を含有するゲル電解質4とを備えたゲル電解質電池1であり、該セパレータはポリオレフィン製多孔質膜からなり、厚さが5μm以上、15μm以下の範囲で、且つ、空孔率が25%以上、60%以下の範囲であるとともに、100°C以上、160°C以下の範囲の電池温度において、電池内部インピーダンスが、室温時よりも大きくされている。該膨潤溶媒として、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、γ-ブチロラクトン、アセトニトリル、ジエチルエーテル、ジエチルカーボネート、1,2-ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、スルホラン、ビニレンカーボネートなどからなる群のうちの少なくとも一種を含有する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
正極と、上記正極と対向して配された負極と、上記正極と上記負極との間に配されたセパレータと、上記正極と上記セパレータとの間及び上記セパレータと上記負極との間に介在された膨潤溶媒を含有するゲル電解質とを備えたゲル電解質電池であって、 上記セパレータはポリオレフィン製多孔質膜からなり、当該ポリオレフィン製多孔質膜は、厚さが5μm以上、15μm以下の範囲であり、且つ、空孔率が25%以上、60%以下の範囲であるとともに、100°C以上、160°C以下の範囲の電池温度において、電池内部インピーダンスが、室温時よりも大きくなり、 上記膨潤溶媒として、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、γ-ブチロラクトン、アセトニトリル、ジエチルエーテル、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、1,2-ジメトキシエタン、ジメチルスルフォオキサイド、1,3-ジオキソラン、メチルスルフォメート、2-メチルテトラヒドロフラン、テトラヒドロフラン、スルホラン、2,4-ジフロロアニソール、ビニレンカーボネートからなる群のうちの少なくとも一種を含有することを特徴とするゲル電解質電池。
IPC (2件):
H01M 10/40 ,  H01M 2/16
FI (3件):
H01M10/40 B ,  H01M2/16 P ,  H01M2/16 L
Fターム (23件):
5H021CC04 ,  5H021EE04 ,  5H021HH01 ,  5H021HH02 ,  5H021HH03 ,  5H021HH06 ,  5H029AJ02 ,  5H029AJ12 ,  5H029AK03 ,  5H029AL06 ,  5H029AL07 ,  5H029AL12 ,  5H029AM03 ,  5H029AM04 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029AM16 ,  5H029DJ04 ,  5H029EJ12 ,  5H029HJ01 ,  5H029HJ04 ,  5H029HJ09 ,  5H029HJ14
引用特許:
審査官引用 (7件)
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