特許
J-GLOBAL ID:200903014506410017

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-073724
公開番号(公開出願番号):特開2004-276841
出願日: 2003年03月18日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】アシスト用モータの車載電源電圧を発生する昇圧回路において、昇圧スイッチング用のパワートランジスタを駆動するための昇圧信号変換部に供給される車載電源電圧が低下したり瞬断した場合においても、操舵に違和感を生ずることなくスムーズに操舵制御を行なうことができる電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】操舵軸3の回転をアシスト用モータ6の駆動力により補助する電動パワーステアリング装置1において、車載電源からモータ駆動電圧を得るステップアップ型DC-DCコンバータよりなる昇圧回路120を用いる。DC-DCコンバータ内のパワートランジスタよりなるスイッチング素子122の、駆動世信号を作る昇圧信号変換部への車載電源電圧が不足した場合に、該昇圧信号変換部におけるスイッチング指令信号の昇圧動作に必要な入力電圧レベルをバックアップする電圧バックアップ手段126を設ける。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
操舵軸の回転をアシスト用モータの駆動力により補助するとともに、操舵用ハンドルの操作角に応じた操舵角が得られるように、前記アシスト用モータを回転駆動制御するようにした電動パワーステアリング装置において、 車載電源からの電源電圧を昇圧し、前記アシスト用モータの駆動電圧として出力する昇圧回路であって、昇圧出力電圧保持及び平滑化用のコンデンサと、該コンデンサの昇圧回路入力側への逆流放電を阻止するための昇圧用整流部と、該昇圧用整流部よりも上段側において前記電源電圧を受電するコイルと、該コイルの通過電流を断続的に変化させることにより昇圧用誘導電圧波形を発生させる、パワートランジスタからなる昇圧用スイッチング部とを備え、該昇圧用誘導電圧波形を前記電源電圧の入力電圧波形に重畳させ、前記昇圧用整流部を経て前記コンデンサにより平滑化しつつ前記モータ駆動電圧として出力するステップアップ型DC-DCコンバータとして構成されたモータ用昇圧回路と、 前記モータ用昇圧回路の昇圧動作を制御するために、前記パワートランジスタのスイッチングを指令するためのスイッチング指令信号を出力するスイッチング指令部と、該スイッチング指令信号を、前記車載電源電圧の入力に基づいて昇圧しつつ、前記パワートランジスタを直接駆動するための駆動信号に変換する昇圧信号変換部とを有した昇圧回路制御部と、 前記昇圧信号変換部に入力される車載電源電圧が不足した場合に、該昇圧信号変換部における前記スイッチング指令信号の昇圧動作に必要な入力電圧レベルをバックアップする電圧バックアップ手段と、 を有することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (1件):
B62D5/04
FI (1件):
B62D5/04
Fターム (6件):
3D033CA03 ,  3D033CA17 ,  3D033CA20 ,  3D033CA21 ,  3D033CA29 ,  3D033CA31
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭58-159662
  • 昇圧回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-241931   出願人:三菱電機株式会社
  • 電動機制御機器の電源
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-010959   出願人:松下電器産業株式会社
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