特許
J-GLOBAL ID:200903014590226340

ハイドロリックシリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-363077
公開番号(公開出願番号):特開2000-192990
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】【課題】 リザーバと圧力室との間に圧力差が生じた場合に有効となる流れ接続を有するマスタシリンダを構成部分に関して最適化する。【解決手段】 ピストン4が一次シール部材11と二次シール部材12とを介してシールされており、ハウジング2内に方向付けられて挿入されたガイドスリーブ5の付設部33が、ピストンをニュートラル位置で取り囲んでおり、二次シール部材のシールリップがピストンに密に接触しており、一次シール部材とガイドスリーブとの間にスペーサディスク16が方向付けられて配置されており、該スペーサディスクが、流入接続部8に接続された通過部17を有しており、該通過部がピストンとスペーサディスクとの間の環状ギャップ23に開口しており、該環状ギャップに、ピストンのニュートラル位置でシールリップ13とピストンとの間の流入横断面が続いており、該流入横断面が圧力室10に接続されている。
請求項(抜粋):
車両のハイドロリック式に操作されるクラッチまたはブレーキに用いられるマスタシリンダであって、当該マスタシリンダが、プラスチックから成るハウジングを有していて、該ハウジングが、流入接続部と、圧力接続部と、盲孔として形成された圧力室とを備えており、当該マスタシリンダが、圧力室内に軸方向移動可能に挿入されたピストンを有していて、該ピストンが、位置不動に配置されかつ軸方向で互いに相対的にずらされた2つのシール部材、つまり一次シール部材と二次シール部材とを介して、シールされており、当該マスタシリンダが、ピストンに旋回可能に枢着されたピストンロッドを有しており、当該マスタシリンダが、プラスチックから製造されたガイドスリーブを有していて、該ガイドスリーブが前記ハウジング内に挿入されている形式のものにおいて、ガイドスリーブに設けられた、軸方向でハウジングから突出した付設部が、ピストンをニュートラル位置で取り囲んでおり、該ニュートラル位置で圧力室の最大容積が生ぜしめられており、ガイドスリーブがハウジング内に、方向付けられて挿入されていて、圧力室側にピストンに対して開いた環状の切欠きを備えており、該切欠きが二次シール部材を収容するために働くようになっており、該二次シール部材のパッキン背面が、ガイドスリーブに設けられた肩部に支持されており、二次シール部材に設けられた半径方向内側のシールリップがピストンに密に接触しており、一次シール部材とガイドスリーブとの間にスペーサディスクが、方向付けられて配置されており、該スペーサディスクが、流入接続部に接続された、半径方向に向けられた少なくとも1つの通過部を有しており、該通過部が半径方向内側で、ピストンとスペーサディスクとの間の環状ギャップに開口しており、該環状ギャップに、ピストンのニュートラル位置で、一次シール部材に設けられた半径方向内側のシールリップと、ピストンとの間の流入横断面が続いており、該流入横断面が圧力室に接続されていることを特徴とするマスタシリンダ。
IPC (2件):
F16D 25/08 ,  B60T 11/16
FI (2件):
F16D 25/08 D ,  B60T 11/16 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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