特許
J-GLOBAL ID:200903014598461100

無段変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-252581
公開番号(公開出願番号):特開平10-103477
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 無段変速機における前進と後退の切換時における切換ショックを簡単な構造により低減し得るようにする。【解決手段】 それぞれプーリ間隔可変のプライマリプーリとセカンダリプーリとこれらに掛け渡された駆動ベルトとを有する無段変速機の制御装置であり、アキュムレータ室83とサポート室85とを有するアキュムレータ82を有し、ライン圧油路54を後退用ブレーキ43のブレーキシリンダ45に導通させる後退位置にマニュアル弁77を設定したときには、ライン圧油路54内のライン圧がアキュムレータ室83に供給される。また、潤滑圧油路58を前進用クラッチ36のクラッチシリンダ32に導通させる前進位置にマニュアル弁77を設定したときには、潤滑圧油路58内の潤滑圧がアキュムレータ室83に供給される。ライン圧はサポート室85に供給される。
請求項(抜粋):
入力軸に装着されるプーリ間隔可変のプライマリプーリと、出力軸に装着されるとともに前記プライマリプーリとの間に駆動ベルトが掛け渡されるプーリ間隔可変のセカンダリプーリと、エンジン側の回転を前記入力軸に正転方向に伝達する前進用クラッチを作動させるクラッチシリンダと、エンジン側の回転を前記入力軸に逆転方向に伝達する後退用ブレーキを作動させるとともに前記クラッチシリンダよりも小さな油室面積のブレーキシリンダとを有する無段変速機の制御装置であって、前記エンジンにより駆動される油圧源からの油圧を第1圧力とこれよりも低い第2圧力に設定する圧力制御手段と、前記第1圧力を前記ブレーキシリンダ内に供給するブレーキ油路および前記第2圧力を前記クラッチシリンダ内に供給するクラッチ油路の開閉を制御するマニュアル弁と、アキュムレータ室とサポート室とを有するアキュムレータと、前記第1圧力を前記ブレーキシリンダに導通させる後退位置に前記マニュアル弁を設定したときに前記第1圧力を前記アキュムレータ室に供給し、前記第2圧力を前記クラッチシリンダに導通させる前進位置に前記マニュアル弁を設定したときに前記第2圧力を前記アキュムレータ室に供給するアキュムレータ油路と、前記第1圧力をアシスト圧力として前記サポート室に供給するサポート油路とを有することを特徴とする無段変速機の制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:08 ,  F16H 63:08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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