特許
J-GLOBAL ID:200903014625366212

紙幣回収処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-079182
公開番号(公開出願番号):特開平9-270041
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 結束および回収の効率にすぐれた紙幣回収処理装置を提供する。【解決手段】 一つの収納庫に金種が混在した状態で収納されている損券を帯封処理するに際し、結束に該当しない金種の紙幣および端数枚の紙幣を一時保留部201〜203、207に溜め、優先的な結束対象となっている紙幣は複数の整体部107a、108bおよび結束部108で結束を行うようにし、そうでない紙幣は損券収納庫208に集積させ、これを再度繰り出してその結束作業をようにしたので、多金種が混在している損券収納庫から、オペレータの介在を待たずに帯封作業を迅速に行うことができる。また、損券紙幣の帯封終了時点では、端数となった紙幣が外部より取り出し可能な一時保留部に各金種毎に分かれて集積されているので、オペレータは扉を開けて容易に回収を行うことができ、回収効率を飛躍的に向上できる。
請求項(抜粋):
正券と判定された取扱い金種の紙幣を金種別に収納するとともに1枚ずつ繰り出す正券紙幣収納繰出部および正券以外の紙幣を複数金種混在状態で収納するとともに1枚ずつ繰り出す損券紙幣収納繰出部よりなる紙幣収納繰出部と、前記正券紙幣収納繰出部および損券紙幣収納繰出部にそれぞれ対応して設けられ、外部からの保留紙幣取り出し可能に形成された一時保留部と、正券のうちの特定金種について帯封すべき紙幣を所定枚数集積する所定数の集積部と、この集積部に前記所定枚数集積された前記特定金種の紙幣をそれぞれ受け入れ、結束して帯封する所定数の結束手段と、前記各紙幣収納繰出部と前記集積部間に設けられ、搬送紙幣の金種判定および枚数計数を行う紙幣識別部と、前記損券紙幣収納繰出部に収納している損券紙幣の枚数を金種毎に記憶する損券枚数記憶部と、正券については、取り出した正券紙幣を前記集積部に送って集積して前記結束手段で結束させ、前記所定枚数に満たない端数については当該金種の一時保留部に搬送集積させて外部からの取り出しを可能とし、損券については、損券紙幣収納繰出部に収納された前記特定金種が前記損券枚数記憶部から所定枚数以上である場合には、指令により前記損券紙幣収納繰出部に収納されている損券紙幣をすべて繰出し、前記集積部に送って集積して前記結束手段で結束させ、その特定金種の端数については当該金種の前記一時保留部に搬送集積させて外部からの取り出しを可能とするとともに、前記特定金種以外の金種については前記損券紙幣用の一時保留部に搬送集積させ、前記集積部内の枚数が所定枚数に満たない場合には、外部からの取り出しを可能とし、所定枚数に達している場合には前記損券紙幣用の一時保留部から前記損券紙幣収納繰出部に収納させ、前記集積部を割り当てて集積結束を行わせ、端数紙幣は当該金種の一時保留部に搬送集積させて外部からの取り出しを可能とする制御部と、を備えたことを特徴とする紙幣回収処理装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 現金処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-234980   出願人:株式会社東芝
  • 特開平1-019493
  • 特開平1-019493
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