特許
J-GLOBAL ID:200903014639056569

竹繊維及び炭化竹繊維の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-350965
公開番号(公開出願番号):特開2003-155677
出願日: 2001年11月16日
公開日(公表日): 2003年05月30日
要約:
【要約】【課題】 竹繊維及び炭化竹繊維の製造方法に関し、従来方法のように粉竹から粉砕という作業工程を必要とせず、長さの長短を問わず、製造コストも廉価になる新たな技術手段を得ることを課題としている。【解決手段】 圧力缶体1に竹材11を入れて水蒸気を噴出して圧力缶体内の温度を100°C以上にし、竹材中の繊維と繊維とをつなぎ止めているリグニン層に熱を与え、次に缶内圧力を瞬間的に開放する操作を数回〜数十回行うことで、竹繊維を痛めることなくリグニン層だけを分解し、竹繊維を取り出す。竹材を収容した圧力缶体内の処理温度と、圧力を瞬間的に解放する回数等の処理条件を変化させることで、竹繊維だけにとどまらず、炭化した竹繊維も取り出すことができる。1回の工程時間は2〜3時間であり、繊維方向に長い竹繊維及び炭化竹繊維が取り出せる。
請求項(抜粋):
所定長さに切断した天然の竹材(11)を圧力缶体(1)に入れ、当該圧力缶体(1)内に100°C以上の温度と当該温度に対応する圧力とを備えた水蒸気を供給する加熱操作と、圧力缶体(1)内の圧力を急速に解放する減圧操作とを繰り返すことにより、竹繊維相互を分離させることを特徴とする、竹繊維の製造方法。
IPC (2件):
D21B 1/36 ,  D21H 11/12
FI (2件):
D21B 1/36 ,  D21H 11/12
Fターム (10件):
4L055AA05 ,  4L055BA08 ,  4L055BA10 ,  4L055BA38 ,  4L055EA20 ,  4L055FA30 ,  4L055GA23 ,  4L055GA27 ,  4L055GA36 ,  4L055GA50
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭60-002790
  • 特開昭59-216994
  • 特開昭61-075888
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