特許
J-GLOBAL ID:200903014670681307

インバータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-230408
公開番号(公開出願番号):特開平10-075578
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 半導体素子より発生したノイズが2次側ドライブ回路を通って1次側ゲート制御装置に侵入することを防止し、1次側又は2次側のゲートドライブ装置が誤動作しないようにすること。【解決手段】 負荷回路にdv/dt ノイズが発生すると、1点鎖線で示した経路を通ってノイズ電流Iが流れる。総合インピダンスをZとし、dv/dt =Eとすると、ゲート抵抗22を付加していない場合のノイズ電流Iの大きさは、I=E/Z=(1/Z)・(dv/dt )となる。しかし、ゲート抵抗22を付加した場合、総合インピダンスはZ+R3となるので、この時のノイズ電流I1は、I1=E/(Z+R3)={1/(Z+R3)}・(dv/dt )となり、I1<I となってノイズ電流が抑制される。したがって、1次側ゲート制御装置7及び2次側ゲートドライブ装置11での各電源回路、ドライブ回路が安定し、誤動作の発生を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
正極側スイッチング素子及び負極側スイッチング素子を直列接続してインバータ主回路のアームの1つを形成し、これら両スイッチング素子をゲート信号に基づき交互にオン・オフさせることにより両スイッチング素子の中点から負荷に対して可変電圧可変周波数の交流電力を供給するものであり、前記ゲート信号を、1次側ゲート制御装置から入力絶縁装置及び2次側ドライブ回路を介して前記両スイッチング素子のゲートに出力するようになっているインバータ制御装置において、前記両スイッチング素子の中点と、前記正極側スイッチング素子の側の2次側ドライブ回路との間にゲート抵抗を挿入し、前記両スイッチング素子のスイッチング動作時に、前記中点の電位変動に起因して発生するノイズ電流が、前記2次側ドライブ回路に侵入するのを防止するようにした、ことを特徴とするインバータ制御装置。
IPC (7件):
H02M 7/48 ,  H02M 1/08 ,  H02M 7/537 ,  H02M 7/5387 ,  H03K 17/16 ,  H03K 17/56 ,  H03K 17/725
FI (7件):
H02M 7/48 M ,  H02M 1/08 A ,  H02M 7/537 C ,  H02M 7/5387 Z ,  H03K 17/16 B ,  H03K 17/725 E ,  H03K 17/56 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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