特許
J-GLOBAL ID:200903014680813767

低遅延符号駆動形予測符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-236258
公開番号(公開出願番号):特開平5-073097
出願日: 1991年09月17日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】 伝送路でのビット誤りに復号側で影響し難い符号化法とする。【構成】 過去のフレームの復号化した音声波形から線形予測したフィルタ係数を合成フィルタに設定し、その合成フィルタと、ピッチ周期成分と雑音成分との2種類の励振源とを用いて、予測符号化する方法において、過去のフレームの復号化した音声を、逆フィルタに通して残差波形を求め、その残差波形の自己相関を求め、大きな順に複数のピッチ周期候補Ti (i=1〜m)を得、その各Ti について、Ti ,2Ti ,3Ti それぞれさかのぼった点から1フレーム分の波形を残差波形から取出し、これら3つの波形を加算してピッチ周期成分候補とし、このm個のピッチ周期成分候補から現フレームに対し歪最小のものを選択する。
請求項(抜粋):
音声信号を最短ピッチ周期と同程度以下の短いサンプル数を1フレームとして、合成フィルタのフィルタ係数を、1フレーム前までに復号化した音声波形から線形予測して設定し、ピッチ周期成分と、雑音成分との2種類の励振源と上記合成フィルタとを用いて予測符号化する符号化方法において、複数のピッチ周期の候補のそれぞれについて、過去のフレームの符号から合成した音声を逆フィルタに通した残差波形、又は過去のフレームの励振信号からそのピッチ周期ずつ順次ずれた部分の波形を複数取出して重ね合せてそれぞれピッチ周期成分候補を作り、これらピッチ周期成分候補の中から現在のフレームに最も合う候補を選択して上記ピッチ周期成分とすることを特徴とする低遅延符号駆動形予測符号化方法。

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