特許
J-GLOBAL ID:200903014719520649

マグネトロン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282167
公開番号(公開出願番号):特開平9-129149
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 電子レンジを家庭で使用しても、ラジオ、テレビまたは通信などに妨害を与えないような低雑音のマグネトロンを低コスト、高品質で提供する。【解決手段】 陽極円筒体1と、陰極7と、ステムと、複数枚の陽極ベイン2と、マイクロ波導出用のアンテナリード9と、出力部と、ステム側の磁極片6と出力部側の磁極片5とからなる互いに対向する一対の磁極片とを含むマグネトロンであって、前記陰極と前記複数枚の陽極ベインの中心軸側の先端とで囲まれて形成される作用空間8のうちのステム側において、前記陽極ベインの端面における中心軸方向の磁界強度差が10%以下の範囲にあるように、前記ステム側の磁極片の形状を前記出力側の磁極片の形状とは異ならしめて前記一対の磁極片を形成している。
請求項(抜粋):
(a)陽極円筒体と、(b)陰極と、(c)ステムと、(d)複数枚の陽極ベインと、(e)マイクロ波導出用のアンテナリードと、(f)出力部と、(g)ステム側の磁極片と出力部側の磁極片とからなる互いに対向する一対の磁極片とを含むマグネトロンであって、前記陰極(b)は前記陽極円筒体(a)の中心軸上に配置されており、かつ前記ステム(c)は陽極円筒体(a)の一端部に固着され、陰極(b)を支持固定しており、前記陽極ベイン(d)は陽極円筒体(a)の内周面に放射状に配設されており、前記アンテナリード(e)は前記陽極ベインの一つに接続され、外方に延長されており、前記出力部(f)は前記陽極円筒体のもう一方の端部に固着され前記アンテナリードを囲みマイクロ波伝送および放射部を形成しており、前記一対の磁極片(g)は前記陽極円筒体(a)の両開口端部に配置され、かつ前記陽極円筒体(a)の両開口端部と接続される部分に平坦部を有し、前記陽極ベイン(d)に向かって傾斜部を介して円錐状に突出しており、前記一対の磁極片(g)のうち、出力部側の磁極片は前記陽極ベイン(d)の一つに接続されたマイクロ波導出用のアンテナリード(e)を貫通させるための孔が傾斜部に設けられており、前記陰極(b)と前記複数枚の陽極ベイン(d)の中心軸側の先端とで囲まれて形成される作用空間のうちのステム側において、前記陽極ベイン(d)の端面における中心軸方向の磁界強度差が10%以下の範囲にあるように、前記ステム側の磁極片の形状を前記出力側の磁極片の形状とは異ならしめて前記一対の磁極片(g)を形成してなることを特徴とするマグネトロン。
IPC (2件):
H01J 25/50 ,  H01J 23/10
FI (2件):
H01J 25/50 ,  H01J 23/10
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る