特許
J-GLOBAL ID:200903014771204160

固体電解コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-163952
公開番号(公開出願番号):特開2003-243257
出願日: 2002年06月05日
公開日(公表日): 2003年08月29日
要約:
【要約】【課題】 陽極部を陽極コム端子に接合する際に誘電体酸化皮膜層が大きな抵抗となってアルミニウム箔の一部しか陽極コム端子に溶接されずにESRが増加するという課題を解決し、良好な溶接により低ESR化が図れる固体電解コンデンサを提供することを目的とする。【解決手段】 コンデンサ素子1の陽極部3に貫通孔を設け、この貫通孔を介して複数の陽極部3を陽極コム端子6に抵抗溶接により接合する構成としたことにより、アルミニウム箔が飛散したりすることなく安定した溶接作業を行うことができるようになり、溶接強度や信頼性に優れ、かつ低ESRの固体電解コンデンサを得ることができる。
請求項(抜粋):
弁作用金属からなる陽極体を陽極部と陰極部に分離し、この陰極部の表面に誘電体酸化皮膜層、固体電解質層、陰極層を順次積層形成し、かつ上記陽極部に貫通孔を設けたコンデンサ素子を複数枚積層したコンデンサ素子積層体と、このコンデンサ素子積層体の陽極部の積層間に配設されて接続された陽極コム端子と、同陰極部の積層間に配設されて接続された陰極コム端子と、上記陽極コム端子ならびに陰極コム端子の一部が夫々外表面に露呈した状態で上記コンデンサ素子積層体を被覆した絶縁性の外装樹脂からなる固体電解コンデンサ。
IPC (2件):
H01G 9/012 ,  H01G 9/04
FI (3件):
H01G 9/05 E ,  H01G 9/05 D ,  H01G 9/05 H
引用特許:
審査官引用 (11件)
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