特許
J-GLOBAL ID:200903014811237341

廃棄物のガス化溶融炉およびガス化溶融方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-065730
公開番号(公開出願番号):特開平11-257626
出願日: 1998年03月16日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】廃棄物をガス化溶融して燃料ガスと、溶融スラグ、溶融金属あるいはさらに低沸点重金属類を回収するガス化溶融炉および方法の提供。【解決手段】上部に廃棄物装入口11-1と生成するガスの排出口3-1を有し、炉壁部分にそれぞれ独立して支燃性ガスおよび補助燃料を吹き込むことが可能で高さ方向に複数段(通常は3段)に分かれた羽口5-1〜5-3を有するガス化溶融炉、またはさらに上吹ランス24-1とダスト回収手段(ホットサイクロン25)を備えるガス化溶融炉であって、さらに炉下部に溶融スラグ31と溶融金属33を一旦蓄積できる空間部29を備えた張り出し部30を有するガス化溶融炉と、それらの炉を用いるガス化溶融方法。
請求項(抜粋):
廃棄物を燃焼させ、廃棄物中の有機物をガス化してエネルギーガスとして回収するとともに、廃棄物中の灰分と金属類を溶融物として回収する竪型の廃棄物のガス化溶融炉であって、上部に前記廃棄物を装入する廃棄物装入口と生成するガスを排出するガス排出口を有し、下部に溶融スラグおよび溶融金属の排出口を有し、前記廃棄物装入口と溶融スラグおよび溶融金属の排出口との間に、それぞれ独立して支燃性ガスおよび補助燃料を吹き込むことが可能で高さ方向に複数段に分かれた羽口を有し、さらに、前記装入された廃棄物のレベルを計測する手段、中段の羽口近傍の温度を計測する手段、および炉の上方部の雰囲気ガスの温度を計測する手段を有し、かつ、前記溶融スラグおよび溶融金属の排出口が溶融スラグを炉外へ排出するための少なくとも1個のスラグ排出口と溶融金属を炉外へ排出するための少なくとも1個のメタル排出口とに分けられ、前記スラグ排出口が、炉下部に取り付けられた張り出し部内に設けられている溶融スラグおよび溶融金属を炉外へ排出する前に一旦蓄積できる空間部の上部に設けられ、前記メタル排出口が前記空間部の下部に設けられていることを特徴とする廃棄物のガス化溶融炉。
引用特許:
審査官引用 (10件)
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