特許
J-GLOBAL ID:200903014831469486

製品の品質改善条件解析装置、解析方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-176558
公開番号(公開出願番号):特開2008-146621
出願日: 2007年07月04日
公開日(公表日): 2008年06月26日
要約:
【課題】全ての操業因子の組合せに対して、操業の変化に対する品質の変化が相対的に大きく、品質改善に有効な操業因子の組合せを自動的に抽出し、かつ所定の品質レベルを満たす操業条件の組合せを表示することで製品の品質を簡単に解析する。【解決手段】操業条件を複数の範囲に分割し、これを複数の操業因子間で組み合せた操業条件メッシュを作成して、各操業条件メッシュにおける品質データの確率密度に基づいて品質指標を算出する。全ての操業因子の組合せに対して、各操業条件メッシュの品質指標から最大値と最小値を選択し、その差分で算出される影響度が大きな操業因子の組合せを選択して提示する。更に、所定の目標品質指標と品質改善に相対的に効果の大きい操業因子の組合せにおける操業条件メッシュの品質指標を比較し、目標品質を達成する操業条件メッシュと、そのメッシュに対応する操業条件を選択してガイダンスする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
製品の品質データと、製造プロセスにおける複数個の操業因子の操業データとからなる解析データを入力するデータ入力手段と、 前記データ入力手段で入力した複数個の操業因子の操業データより、予め指定された個数分の互いに異なる操業因子の全ての組合せを作成する操業因子組合せ作成手段と、 前記操業因子組合せ作成手段で作成した全ての組合せの中から1つの組合せを選択する操業因子選択手段と、 前記操業因子選択手段で選択した1つの組合せについて、該組合せを構成する複数の操業因子それぞれに対し、操業データの値の大小に基づいて操業条件を複数の範囲に分割し、これを複数の操業因子間で組み合せた操業条件メッシュを作成する操業条件メッシュ作成手段と、 前記操業条件メッシュ作成手段で作成した各操業条件メッシュに属する品質データを抽出し、前記各操業条件メッシュにおける品質データの確率分布を算出する品質データ確率分布算出手段と、 前記品質データ確率分布算出手段で算出した確率分布に基づき、前記各操業条件メッシュにおける製品品質の良否を示す品質指標を算出する品質指標算出手段と、 前記品質指標算出手段で算出した各操業条件メッシュにおける品質指標に基づき、操業条件の違いによる品質指標の差異を数値化した品質影響度を計算する品質影響度算出手段と、 前記操業因子選択手段、前記操業条件メッシュ作成手段、前記品質データ確率分布算出手段、前記品質指標算出手段及び前記品質影響度算出手段の処理を前記操業因子組合せ作成手段で作成した操業因子の組合せの全てについて順次行わせる操業組合せ評価手段と、 前記操業因子組合せ作成手段で作成した全ての操業因子の組合せにおける品質影響度に基づき、前記品質影響度が大きな操業因子の組合せを品質改善に有効な操業条件の組合せとして選択する有効操業因子選択手段と、 前記有効操業因子選択手段で選択した操業因子の組合せに対し、前記品質指標算出手段で算出した各操業条件メッシュにおける品質指標と、予め設定された目標品質指標とを比較して、目標品質指標を達成する操業条件メッシュ、並びに該操業条件メッシュに対応する操業条件の範囲を抽出する品質改善操業条件抽出手段と、 前記品質改善操業条件抽出手段で算出した操業因子の組合せと操業条件の範囲を出力する品質改善ガイダンス出力手段とを備えることを特徴とする製品の品質改善条件解析装置。
IPC (3件):
G05B 19/418 ,  C23C 2/00 ,  G06Q 50/00
FI (3件):
G05B19/418 Z ,  C23C2/00 ,  G06F17/60 108
Fターム (8件):
3C100AA58 ,  3C100AA65 ,  3C100BB27 ,  3C100EE10 ,  4K027AA02 ,  4K027AA05 ,  4K027AA22 ,  4K027AB42
引用特許:
出願人引用 (2件)

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