特許
J-GLOBAL ID:200903014902590028

音声信号分析方法およびこの分析方法を実施する装置、この音声信号分析装置を用いた音声認識装置、この分析方法を実行するプログラムおよびその記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 草野 卓 ,  稲垣 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-027310
公開番号(公開出願番号):特開2006-215228
出願日: 2005年02月03日
公開日(公表日): 2006年08月17日
要約:
【課題】 音声信号を周波数領域において帯域分割し、その周期性特徴と非周期性特徴を分離する音声信号分析方法および装置、この装置を用いた音声認識装置を提供する。【解決手段】 音声波形切出部により音声信号波形を切り出し、切り出された音声信号波形に対して離散フーリエ変換を行い周波数スペクトルに変換し、帯域通過フィルタバンクを用いて周波数スペクトルをフィルタリングし、各周波数帯域毎の周波数スペクトルを逆離散フーリエ変換し、帯域分割された周波数スペクトルの時間領域における信号波形の周期を推定する構成を採用して、音声信号の振幅変動によりフィルタが理想的な処理を行うことができず、フィルタリング後の信号に遅延が生じ、処理に時間を要し、周波数領域で実行される音声信号処理技術との組み合わせが困難であるという問題を解消する音声信号分析方法、装置、この装置を用いた音声認識装置。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
音声波形切出部により音声信号から音声信号波形を切り出し、 切り出された音声信号波形に対して離散フーリエ変換を行い、周波数領域の周波数スペクトルに変換し、 帯域通過フィルタバンクの各帯域通過フィルタを用いて周波数スペクトルをフィルタリングし、各周波数帯域毎の周波数スペクトルを逆離散フーリエ変換し、 帯域分割された周波数スペクトルの時間領域における信号波形の周期を推定し、 各帯域通過フィルタの出力信号を推定された周期に基づいて櫛型フィルタによりフィルタリングし、 帯域通過フィルタバンクの各帯域通過フィルタの出力信号のパワー値を計算し、 帯域通過フィルタバンクの各帯域通過フィルタの出力信号のパワー値から櫛型フィルタの出力信号のパワー値を減算し、 減算結果パワー値をベクトル化し、 櫛型フィルタの出力信号のパワー値をベクトル化し、 ベクトル化された減算結果パワー値とベクトル化された櫛型フィルタの出力信号のパワー値の内の何れか一方を音声特徴パラメータとして出力し、或いはパワー値の双方を連結して音声特徴パラメータとして出力することを特徴とする音声信号分析方法。
IPC (1件):
G10L 15/02
FI (2件):
G10L3/00 515Z ,  G10L7/08 A
Fターム (1件):
5D015FF00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 信号の周期性と非周期性を利用する音声特徴抽出法SPADの提案とAurora-2Jを用いた耐雑音性評価

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