特許
J-GLOBAL ID:200903021800359808
オーディオ信号分析方法、その方法を用いた音声認識方法、それらの装置、プログラムおよびその記録媒体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
草野 卓
, 稲垣 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-268194
公開番号(公開出願番号):特開2006-084665
出願日: 2004年09月15日
公開日(公表日): 2006年03月30日
要約:
【課題】加法性歪の影響を抑圧する。【解決手段】音声信号をフィルタバンク11により複数の帯域信号に分割し、各帯域信号の非周期成分パワー(13,14,15A)と、周期成分パワー(15F,16)とを求め、周期成分、非周期成分パワーの各雑音区間をそれぞれ時間平均手段21P,21Aで長時間平均し、これら周期成分,非周期成分長時間平均で、周期成分,非周期成分パワーをそれぞれ減算し、これら周期成分,非周期成分の減算結果をそれぞれ離散コサイン変換し(18P,18A)、周期成分,非周期成分離散コサイン係数の各時間的又は/及び次数番的に少なくとも一部をベクトル連結して特徴パラメータとする。【選択図】図8
請求項(抜粋):
入力オーディオ信号をフィルタ処理して複数の帯域信号に分割する帯域通過フィルタバンクと、
上記各帯域信号に含まれる基本周期を推定する基本周期推定部と、
上記各基本周期がそれぞれ設定され、その各帯域信号を阻止及び通過の一方のフィルタ処理をしてその帯域信号に含まれる周期成分及び非周期成分の対応する一方を出力する櫛型フィルタと、
各帯域の周期成分及び非周期成分の上記一方のパワーを計算する第1パワー計算手段と、
上記各帯域信号のパワーを計算する第2パワー計算手段と、
上記第2パワー計算部の出力パワー値から上記第1パワー計算部の出力パワー値を減算して上記各帯域の周期成分及び非周期成分の他方を出力する減算手段と、
上記各帯域の周期成分パワー値及び上記各帯域の非周期成分パワー値をそれぞれベクトル化する第1及び第2ベクトル化手段と、
上記オーディオ信号が含まれない区間の上記周期成分パワー値ベクトルの少くとも一部を時間平均して周期成分時間平均パワー値ベクトルを計算する第1時間平均手段と、
上記周期成分パワー値ベクトルの上記少くとも一部から上記周期成分時間平均パワー値ベクトルの対応するものを減算する第2減算手段と、
上記オーディオ信号が含まれない区間の上記非周期成分パワー値ベクトルの少くとも一部を時間平均して非周期成分時間平均パワー値ベクトルを計算する第2時間平均手段と、
上記非周期成分パワー値ベクトルの上記少くとも一部から上記非周期成分時間平均パワー値ベクトルの対応するものを減算する第3減算手段と、
上記第2減算手段の減算結果と上記第3減算手段の減算結果をベクトル連結して分析結果として出力するベクトル連結手段と
を具備するオーディオ信号分析装置。
IPC (5件):
G10L 15/20
, G10L 21/02
, G10L 11/02
, G10L 15/04
, G10L 11/00
FI (4件):
G10L3/02 301D
, G10L3/00 513B
, G10L9/00 F
, G10L7/04 A
Fターム (1件):
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平3-012699
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特公昭61-002960
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特開昭58-059497
引用文献:
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