特許
J-GLOBAL ID:200903014990795726

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-230792
公開番号(公開出願番号):特開2001-055989
出願日: 1999年08月17日
公開日(公表日): 2001年02月27日
要約:
【要約】【課題】 渦巻中心側における繋ぎ部(渦巻壁の根本部)の亀裂破損、及び圧縮機の効率低下を防止しつつ、スクロール型圧縮機の製造原価低減を図る。【解決手段】 渦巻壁12と基盤11とを繋ぐ繋ぎ部12aの曲率半径rを渦方向全周に渡って一定とするとともに、渦巻壁12のうち繋ぎ部12aに対応する角部12bを繋ぎ部12aと略相似な円弧形状とする。これにより、渦方向全周に渡ってエンドミルを組み替えることなく、1つにエンドミルにて加工することができるので、製造工数低減を図ることができる。また、角部12bに丸み部12cが形成されているので、角部12bと繋ぎ部12aとの間に生じる隙間δを小さくすることができる。したがって、渦巻中心側における繋ぎ部12aの亀裂破損、及び効率低下を防止しつつ、製造原価低減を図ることができる。
請求項(抜粋):
流体を吸入圧縮するスクロール型圧縮機であって、ハウジング(111、112、114)と、前記ハウジング(111、112、114)に対して固定され、渦巻き状の固定側渦巻壁(122)、及び前記固定側渦巻壁(122)が設けられた固定側基盤(121)を有する固定スクロール(120)と、前記固定側渦巻壁(122)と噛み合うように接触する旋回側渦巻壁(132)、及び前記旋回側渦巻壁(132)が設けられた旋回側基盤(131)を有し、前記固定スクロール(120)に対して旋回しながら流体を吸入圧縮する作動室(P)を形成する旋回スクロール(130)とを備え、前記両渦巻壁(122、132)と前記両基盤(121、131)との繋ぎ部(12a)は円弧形状に形成されているとともに、この繋ぎ部(12a)の曲率半径(r)は、前記両渦巻壁(122、132)の渦方向全周に渡って一定であり、さらに、前記両渦巻壁(122、132)の先端側であって、前記繋ぎ部(12a)に対応する角部(12b)は、前記繋ぎ部(12a)と略相似な円弧形状に形成されていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 Q ,  F04C 18/02 311 V
Fターム (7件):
3H039AA02 ,  3H039AA12 ,  3H039BB05 ,  3H039BB07 ,  3H039CC02 ,  3H039CC03 ,  3H039CC05
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る