特許
J-GLOBAL ID:200903014996579847

薄膜磁気ヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-260109
公開番号(公開出願番号):特開2001-084510
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】 薄膜磁気ヘッドの記録ヘッド部における磁極コイルが占める空間の長さを小さくして、磁路長が短くなった薄膜磁気ヘッド及びその製造方法を提供する。【解決手段】 記録電流を流すに必要な断面積を持つように、磁極コイルの断面を縦長のアスペクト比を有する縦長長方形の断面形状にし、且つCuメッキシード層を成膜することにより、巻線コイルの断面のアスペクト比を非常に大きくした磁極コイルをメッキ形成によって作製し、磁極コイルを形成する空間の記録ヘッドギャップデプス方向の長さを小さくして、磁路長を短くする。
請求項(抜粋):
下部シールド層と共通シールド層との間に絶縁材を介して磁気抵抗効果素子を有する再生ヘッド部と、フロント部において記録ヘッドギャップ絶縁層を介して前記共通シールド層に対向し、バックギャップ部において前記共通シールド層に接触している上部磁極と、絶縁材を介して前記共通シールド層と前記上部磁極から絶縁され、且つ、前記バックギャップ部において前記上部磁極に渦巻状に周回するように配設された磁極コイルからなる記録ヘッド部で構成される薄膜磁気ヘッドにおいて、リング状の凹部を有する共通シールド層と、前記共通シールド層の前記リング状凹部の外側にある前記共通シールド層の第1の上面の上に記録ギャップ層を介して対向し、且つ、前記リング状凹部の内側にある前記共通シールド層の第2の上面に接した上部磁極と、前記共通シールド層の前記リング状凹部の上にあり、前記共通シールド層と前記上部磁極に囲まれた領域に、絶縁材を介し、且つ、前記上部磁極が前記共通シールド層の前記第2の上面に接した部分(バックギャップ部)で前記上部磁極を渦巻状に周回するようにメッキ形成された磁極コイルとを有し、前記磁極コイルはその断面の高さ(h)対幅(b)がh/b>1である縦長長方形断面形状であり、且つその断面の外周の少なくとも一部にCuメッキシードが被膜されていることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
Fターム (6件):
5D033BA07 ,  5D033BA35 ,  5D033BB21 ,  5D033CA00 ,  5D033DA04 ,  5D033DA31
引用特許:
審査官引用 (5件)
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