特許
J-GLOBAL ID:200903015060127991

画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-248183
公開番号(公開出願番号):特開平11-084904
出願日: 1997年09月12日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 転写搬送装置の転写ベルトの像担持体からの離間動作の不良を検出して、無用なトナー補給制御を行なわないようにする。【解決手段】 感光体ドラム2上にトナー画像で形成した検査パターンのトナー濃度を光反射型フォトセンサ11で検出する。このセンサ出力の今回の値Vsp2と前回の値Vsp1が、“Vsp2/Vsp1>2”であるときは、転写搬送装置10の転写ベルト15をソレノイド16の駆動により感光体ドラム2に接触させたまま検査パターンを作像して、光反射型フォトセンサ11の新たな検出値Vsp3を得る。そして、“Vsp3/Vsp2=1.0±0.1”であれば、Vsp2の検出のときの状態が再現されたと考えられるから、“Vsp2/Vsp1>2”となった原因は転写ベルト15の接離動作の不良であると判断される。そのときは、現像装置8へのトナー補給の制御基準値Vrefとして前回の値を使用してトナー補給制御を行ない、LEDの点灯などによりユーザにその旨を報知して警告する。
請求項(抜粋):
像担持体と、この像担持体上を露光して静電潜像を形成する露光装置と、この静電潜像をトナーで現像する現像装置と、この現像後のトナー画像を被転写体に転写して、この転写後の被転写体を所定の経路に搬出する転写搬送装置と、前記像担持体上にトナー濃度の検出用の検査パターンを前記トナー画像で形成する検査パターン形成手段と、前記転写動作を行なう位置よりも画像形成工程の下流側で前記検査パターンのトナー濃度を検出する光センサと、この検出結果に基づいて画像濃度を制御する画像濃度制御手段と、前記転写搬送装置を前記像担持体に対して接離移動する接離機構と、前記検査パターンの形成および前記トナー濃度の検出の際には前記接離機構を駆動して前記転写搬送装置を前記像担持体から離間しておく離間手段と、前記転写の際は前記接離機構を駆動して前記転写搬送装置を前記像担持体に接触状態にしておく第1の接触手段と、前記トナー濃度の検出結果の所定の異常を検出する第1の異常検出手段と、この異常を検出したときは、前記トナー濃度の検出結果に基づいて前記転写搬送装置の前記像担持体からの離間動作の不良を検出する第2の異常検出手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
IPC (5件):
G03G 15/16 ,  G03G 15/00 303 ,  G03G 15/08 115 ,  G03G 21/00 386 ,  G03G 21/00 500
FI (5件):
G03G 15/16 ,  G03G 15/00 303 ,  G03G 15/08 115 ,  G03G 21/00 386 ,  G03G 21/00 500
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • トナー濃度検知制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-027633   出願人:株式会社リコー
  • 画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-264882   出願人:株式会社リコー
  • 画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-040459   出願人:株式会社リコー

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