特許
J-GLOBAL ID:200903015061784538

玉軸受用軌道輪の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松野 英彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-351759
公開番号(公開出願番号):特開平9-176740
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 軸受鋼を熱間鍛造したリング状素材から玉軸受用の軌道輪を製造する方法であって、従来の玉受溝の形成のための冷間加工とこの冷間加工のための球状化焼鈍を省略して、熱間加工による溝加工と焼入れ工程とを連続化し、熱エネルギーの経済性と加工時間の短縮、工程の簡素化・効率化を図る。【解決手段】 リング状素材を加熱して熱間ローリング加工により玉受溝の形成と拡径圧延を行い、次いで、冷却することなく再加熱してオーステナイト化して油中でMs点直上まで急冷し、直ちにサイジング型焼入れする。熱間ローリング加工終了温度をAr1点以下500°C以上に調整して再加熱する過程で球状化を行い、炭化物の微細化を図る。
請求項(抜粋):
軸受鋼など油中冷却により焼入れ硬化可能な鋼より成るリング状素材から玉軸受の軌道輪を成形するための玉軸受用軌道輪の製造方法おいて、該リング状素材を加熱して熱間ローリング加工により玉受溝を形成して所定外形に拡径する熱間ローリング工程と、上記ローリング加工後該リング状素材を直ちに焼入れ温度に加熱調整した後焼入れする焼入れ工程と、から成り、上記焼入れ工程における焼入れ法が、加熱したリング状素材の外径若しくは内径を所定寸法に拘束保持した状態で冷却する拘束焼入れ法であることを特徴とする玉軸受用軌道輪の製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/40 ,  C21D 1/18 ,  C21D 1/32 ,  C23C 8/32 ,  F16C 33/58
FI (5件):
C21D 9/40 A ,  C21D 1/18 N ,  C21D 1/32 ,  C23C 8/32 ,  F16C 33/58
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開昭52-109422
  • 特開昭52-109422
  • 特公平6-083872
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