特許
J-GLOBAL ID:200903015071085425

熱可塑性重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-311933
公開番号(公開出願番号):特開平10-226750
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 適度な強度を有し、伸長後の回復応力が高く、伸長後の残留歪みが小さいのみならず、基材との接着性にも優れているフィルムやシートなどの成形品を円滑に製造することができる熱可塑性重合体組成物、および該組成物からなる成形品を提供すること。【解決手段】 熱可塑性ポリウレタン(a)、オレフィン系共重合体(b)およびアミド化合物(c)からなる熱可塑性重合体組成物であって、成分(a)および成分(b)の合計重量に基づいて、成分(a)を30〜90重量%、成分(b)を10〜70重量%、成分(c)を0.1〜5重量%の割合で含有し、そして成分(b)が、エチレン単位(I)および炭素数が7以上のα-オレフィン単位(II)からなり、単位(I)/単位(II)のモル比が75/25〜95/5であるオレフィン系共重合体であり、成分(c)が、式:R1-CONH-R2-NHCO-R3および式:R4-NHCO-R5-CONH-R6(R1,R3,R4,R6はアルキル基またはアルケニル基、R2,R5はアルキレン基またはアリレン基)で示されるアミド化合物の少なくとも1種であることを特徴とする熱可塑性重合体組成物;並びに該組成物からなる成形品。
請求項(抜粋):
(i)熱可塑性ポリウレタン(a)、オレフィン系共重合体(b)およびアミド化合物(c)からなる熱可塑性重合体組成物であって;(ii)熱可塑性ポリウレタン(a)およびオレフィン系共重合体(b)の合計重量に基づいて、熱可塑性ポリウレタン(a)を30〜90重量%、オレフィン系共重合体(b)を10〜70重量%およびアミド化合物(c)を0.1〜5重量%の割合で含有し;そして、(iii)前記オレフィン系共重合体(b)が、エチレン単位(I)および炭素数が7以上のα-オレフィン単位(II)からなり、構造単位(I)/構造単位(II)のモル比が75/25〜95/5であるオレフィン系共重合体であり;(iv)前記アミド化合物(c)が、下記の一般式(1)および(2):R1-CONH-R2-NHCO-R3 (1)(式中、R1およびR3はそれぞれアルキル基またはアルケニル基を表し、R2はアルキレン基またはアリレン基を表す。)R4-NHCO-R5-CONH-R6 (2)(式中、R4およびR6はそれぞれアルキル基またはアルケニル基を表し、R5はアルキレン基またはアリレン基を表す。)で示されるアミド化合物の少なくとも1種であることを特徴とする熱可塑性重合体組成物。
IPC (5件):
C08L 75/04 ,  C08J 5/18 CES ,  C08J 5/18 CFF ,  C08K 5/20 ,  C08L 23/08
FI (5件):
C08L 75/04 ,  C08J 5/18 CES ,  C08J 5/18 CFF ,  C08K 5/20 ,  C08L 23/08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)
  • 積層シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-011438   出願人:株式会社トクヤマ
  • 熱可塑性重合体組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-210772   出願人:株式会社クラレ

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