特許
J-GLOBAL ID:200903015073058247

OFDM用復調装置およびOFDM用復調方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-010207
公開番号(公開出願番号):特開2003-218824
出願日: 2002年01月18日
公開日(公表日): 2003年07月31日
要約:
【要約】【課題】 時間窓の位置調整を短い処理時間で且つ高精度で実行し得るOFDM用復調装置の提供。【解決手段】 窓位置誤差検出器9は、入力する複数の周波数成分zn,0、zn,1、...、znN-1からパイロット信号SP(1),...,SP(P)を抽出するパイロット信号抽出部10と、パイロット信号SP(2),...,SP(P)の複素共役を生成する複素共役部121,122,...,12P-1と、隣接する一組のパイロット信号のうち一方と他方の複素共役との積SP(x)・SP*(x+1)(但し、x=1〜P-1)を算出する乗算器111,...,11P-1と、それら積の平均値を算出する加算器13および平均化処理部14と、当該平均値の位相差θを抽出する位相成分抽出部15と、位相差θからFFT窓位置の誤差(ズレ量)kεを算出する誤差算出部16とを備えて構成されている。
請求項(抜粋):
OFDM(直交周波数分割多重化)方式により互いに直交関係を満たす複数のサブキャリアを多重化した信号を受信して復調するOFDM用復調装置であって、アナログのシンボル信号をデジタル信号にA/D変換して出力するA/D変換器と、所定の時間区間の時間窓において前記デジタル信号を取り込み、当該デジタル信号に対して直交変換を実行することにより周波数領域のOFDM復調信号を算出する直交変換手段と、前記時間窓の位置のズレ量を検出して前記直交変換手段に出力する窓位置誤差算出手段と、を備えており、前記窓位置誤差検出手段は、前記OFDM復調信号から、既知のパターンで埋め込まれた複数のパイロット信号を抽出するパイロット信号抽出手段と、周波数方向に隣接する一組の前記パイロット信号のうち、一方の前記パイロット信号と他方の前記パイロット信号の複素共役との積を算出する手段と、前記積の平均値を算出する平均化手段と、前記積の平均値から該平均値の位相成分を抽出する位相成分抽出手段と、前記位相成分に基づいて前記時間窓の位置のズレ量を算出して前記直交変換手段に出力する誤差算出手段と、を有し、前記直交変換手段は、前記誤差算出手段から入力する前記ズレ量に基づいて前記時間窓の位置を補正し前記直交変換を実行する、ことを特徴とするOFDM用復調装置。
Fターム (2件):
5K022DD01 ,  5K022DD33
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • OFDM復調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-098829   出願人:日本放送協会

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