特許

J-GLOBAL ID：200903015076191444

断続重切削で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具

発明者： 中村 惠滋 ,  大鹿 高歳
出願人/特許権者： 三菱マテリアル株式会社
代理人 (1件)： 富田 和夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-192797
公開番号（公開出願番号）：特開2002-011604
出願日： 2000年06月27日
公開日（公表日）： 2002年01月15日
要約：

【要約】【課題】 断続重切削で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具を提供する。【解決手段】 炭化タングステン基超硬合金基体または炭窒化チタン基サーメット基体からなるサーメット基体の表面に、硬質被覆層を5〜30μmの平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆サーメット製切削工具において、前記硬質被覆層を、(a)いずれも粒状結晶組織を有する、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上、(b)同じく粒状結晶組織を有する酸化アルミニウム層、(c)縦長成長結晶組織を有し、かつVをTiとの合量に占める割合で1〜30原子%含有するTiとVの複合窒化物層、以上(a)、(b)、および(c)で構成する。

請求項（抜粋）：

炭化タングステン基超硬合金基体または炭窒化チタン基サーメット基体からなるサーメット基体の表面に、硬質被覆層を5〜30μmの平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆サーメット製切削工具において、上記硬質被覆層を、(a)いずれも粒状結晶組織を有する、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、および炭窒酸化物層からなるTi炭・窒・酸化物層のうちの1層または2層以上、(b)同じく粒状結晶組織を有する酸化アルミニウム層、(c)縦長成長結晶組織を有し、かつVをTiとの合量に占める割合で1〜30原子%含有するTiとVの複合窒化物層、以上(a)、(b)、および(c)で構成したことを特徴とする、断続重切削で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具。

IPC (5件)：

B23B 27/14 ,  B22F 3/24 102 ,  C23C 14/06 ,  C23C 14/16 ,  C23C 16/30

FI (5件)：

B23B 27/14 A ,  B22F 3/24 102 A ,  C23C 14/06 M ,  C23C 14/16 B ,  C23C 16/30

Fターム (40件)：

3C046FF03 ,  3C046FF05 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF16 ,  3C046FF19 ,  3C046FF22 ,  4K018AD04 ,  4K018AD06 ,  4K018FA24 ,  4K018KA15 ,  4K029AA02 ,  4K029BA02 ,  4K029BA03 ,  4K029BA17 ,  4K029BA44 ,  4K029BA54 ,  4K029BA55 ,  4K029BA60 ,  4K029BB02 ,  4K029BC02 ,  4K029BD05 ,  4K030AA03 ,  4K030AA13 ,  4K030AA17 ,  4K030AA18 ,  4K030BA02 ,  4K030BA18 ,  4K030BA19 ,  4K030BA36 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030FA10 ,  4K030HA01 ,  4K030JA01 ,  4K030JA06 ,  4K030LA22

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 耐摩耗性被覆部材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-344450   出願人：東芝タンガロイ株式会社
• 特開昭60-248879
  
• 硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-341305   出願人：三菱マテリアル株式会社
• 特開昭60-248879