特許
J-GLOBAL ID:200903015177276262

電動操舵車両の操向輪制御構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-302155
公開番号(公開出願番号):特開平11-129927
出願日: 1997年11月04日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 左右輪制御手段を有する車両において、駆動力または制動力発生によるハンドル取られを複雑なサスペンションを構成することなく抑制する。【解決手段】 駆・制動力制御ユニット18からの駆・制動力左右輪差信号を受信する駆・制動力左右輪差信号入力手段17eと、その駆・制動力左右輪差信号入力手段17eによる左右輪差信号に基づいてトルクステアを防止するための補助トルク信号を出力するトルクステア防止補助トルク決定手段17fとを設け、その補助トルク信号を、通常のアシスト制御における補助操舵トルク信号に加えて、電動機9に対する制御信号として、操舵制御を行う。【効果】 駆・制動力の制御信号の左右輪差によりキングピンに回りに発生するモーメントを電動パワーステアリング装置により打ち消すことができ、複雑なサスペンションを構成せずに、ハンドル取られを防止することができる。
請求項(抜粋):
操向輪を転舵する補助操舵トルクを電動機により発生する電動パワーステアリング装置を備える電動操舵車両の操向輪制御構造であって、駆動力または制動力を左右輪に対してそれぞれ独立して制御し得る左右輪制御手段と、前記左右輪制御手段による前記駆動力または前記制動力における前記左右輪間の制御値に差が生じたら、当該制御値の差により発生するトルクステアを打ち消す向きに前記操向輪を転舵させるトルクステア防止制御信号を前記電動パワーステアリング装置に出力するためのトルクステア防止制御手段とを設けたことを特徴とする電動操舵車両の操向輪制御構造。
IPC (4件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D119:00 ,  B62D137:00
FI (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 車両用操舵装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-193636   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開平4-297369

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