特許
J-GLOBAL ID:200903015203465893

レゾルバ内蔵型角加速度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146090
公開番号(公開出願番号):特開平10-332732
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 角加速度に応じて相対変位する第1および第2のスリット群の相対変位に基づき回転軸の角加速度を検出する角加速度検出装置において、回転軸の速度、位置等のその他の回転情報の検出も可能にすること。【解決手段】 角加速度検出装置10は、回転軸13に発生する角加速度に応じて相対変位する第1および第2のスリット群16、17を備えている。これらのスリット群16、17の相対変位を検出する4個の光学式センサ18-1〜18-4を備え、直径方向に位置する光学式センサ18-1、18-2の出力の差分信号S12と、直径方向に位置する光学式センサ18-3、18-4の出力の差分信号S34を求める。これらの差分信号は、ディスク偏心に起因した成分を含み、1回転1周期の信号であり、かつ、相互に90度位相がずれている。したがて、これらの信号に基づき、回転軸13の速度、位置を検出できる。
請求項(抜粋):
回転軸に対して一体回転するように固定されていると共に相互に対峙させた第1および第2のディスクを有し、前記第1のディスクは剛体であり円周方向に配列した第1のスリット群を備え、前記第2のディスクは、円周方向に配列した第2のスリット群が形成されたスリット形成部分と、このスリット形成部分を当該ディスクに作用する角加速度に応じて円周方向に弾性変位させるばね部分とを備え、前記第1のスリット群と前記第2のスリット群の相対変位に基づき前記回転軸に発生する角加速度を検出可能となっている角加速度検出装置において、前記回転軸の回転に伴って発生する前記第1および第2のスリット群の相対位置の変化を検出するための第1、第2、第3および第4の光学式センサを備えており、前記第1および第2の光学式センサは、前記第1および第2のディスクの直径方向の両端位置に配置されており、前記第3および第4の光学式センサは、前記第1および第2の光学式センサに対して90度回転した角度位置に配置されており、前記第1ないし第4の光学式センサのセンサ出力信号のうちの少なくとも一つのセンサ出力信号に基づき前記回転軸に発生する角加速度を検出し、前記第1および第2の光学式センサのセンサ出力信号の差分からなる第1の差分信号を求め、前記第3および第4の光学式センサのセンサ出力信号の差分からなる第2の差分信号を求め、これらの第1および第2の差分信号に基づき前記回転軸の速度、位置等の角加速度以外の回転情報を検出することを特徴とするレゾルバ内蔵型角加速度検出装置。
IPC (3件):
G01P 15/03 ,  G01D 5/245 ,  G01D 5/36
FI (3件):
G01P 15/03 C ,  G01D 5/245 V ,  G01D 5/36 T
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る