特許
J-GLOBAL ID:200903015230079130

手ぶれ補正機能付きカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-354452
公開番号(公開出願番号):特開平5-173219
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 写真撮影時にカメラに回転方向成分を有する手ぶれが生じても、焦点距離の大小と被写体距離の遠近に拘らず常に手ぶれ写真の発生を効果的に防止する。【構成】 レリーズスイッチ21を押して写真撮影する際にカメラに生じる手ぶれは、加速時計でなる第1、第2の手ぶれ検出部6A,6Bで一定時間毎に検出され、演算手段10で一定時間毎に角速度データωk に変換される。さらに、演算手段10は、この角速度データωkに、AF回路16で得られた被写体距離データDxとズーム位置検出回路19で得られた焦点距離データZpxとを加味して予測されたぶれ補正データBLzpを演算する。アクチュエータ駆動回路14は、このデータBLzpに基づいてぶれ補正アクチュエータ14を駆動制御して補正用光学部材5を駆動し、フィルム面2上での手ぶれによる像位置の移動を打ち消す。
請求項(抜粋):
撮影時における撮影光学系の焦点距離を検出して焦点距離データを出力する焦点距離検出手段と、撮影時における上記撮影光学系の合焦時のレンズ繰り出し量データまたは被写体距離データを出力する被写体距離検出手段と、カメラ本体の手ぶれによって生じるフィルム面上での像位置の移動を補正するために撮影光学系の光路中に介挿された補正用光学部材と、この補正用光学部材を必要な方向に移動または傾動させるぶれ補正アクチュエータと、上記カメラ本体の複数個所のそれぞれに固定され、上記カメラ本体に生じる手ぶれを複数時点で電気信号に変換してそれぞれの時点で複数の加速度データを得る手ぶれ検出部と、この手ぶれ検出部から複数時点で出力される複数の加速度データに基づいて上記カメラ本体の角速度に対応する角速度データを演算する第1の演算手段と、この第1の演算手段から複数時点で時系列的に出力される角速度データを今回データと前回データを時系列的に格納する記憶手段と、上記第1の演算手段から出力される今回の角速度データと上記記憶手段から時系列的に出力される前回の角速度データに基づいて次回の予測角速度データを予測演算する第2の演算手段と、この第2の演算手段から出力される予測角速度データに基づいて上記カメラ本体のフィルム面上での像移動データを演算する第3の演算手段と、この第3の演算手段で得られた上記像移動データと上記焦点距離検出手段で得られた焦点距離データと上記被写体距離検出手段で得られた被写体距離データとに基づきカメラ本体の手ぶれによるフィルム面上での像位置の移動を上記ぶれ補正アクチュエータを駆動して補正予測するためのぶれ補正データを演算する第4の演算手段と、を具備することを特徴とする手ぶれ補正機能付きカメラ。
IPC (5件):
G03B 5/00 ,  G02B 7/08 ,  G02B 7/28 ,  G03B 17/00 ,  G03B 27/64
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-215873
  • 特開平2-296230
  • 特開平3-254286
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