特許
J-GLOBAL ID:200903015258406560

防振ゴム及びこれを使用した防振機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 泰甫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-143661
公開番号(公開出願番号):特開平10-331899
出願日: 1997年06月02日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】ロッド軸方向のばね剛性を高めることなく、スティックスリップによる異音の発生を防止し得る防振ゴムを提供する。【解決手段】防振ゴム22、23の中央ロッド穴30、31の内壁のうち、受け部12、13の側壁12a,13aに接触する部分に対応する軸方向位置に、穴中心方向に突出する膨出部32、33を形成し、ロッド4への組み付け時に、ロッド等により軸直角方向に変形後退させることで、ロッド軸方向のばね剛性を高めることなく、軸直角方向の受け部側壁との接触圧を大きくし、スティックスリップによる異音の発生を防ぐと共に操縦安定性を増大させる。
請求項(抜粋):
ロッドの変位及び振動を吸収するために、前記ロッドに取り付けられたクッションリテーナと、底部に前記ロッドを貫通可能な穴を有するカップ状の受け部との間に介在され、中央にロッドを貫通可能なロッド穴を有し、ロッド軸方向への圧縮状態で外周部が前記受け部の側壁に接触可能な外径に形成された防振ゴムにおいて、前記ロッドの軸方向変位に伴い前記受け部と前記外周部との間で起こるスティックスリップを防止するために、中央ロッド穴の内壁のうち、前記受け部の側壁に接触する部分に対応する軸方向位置に、穴中心方向に突出し、ロッドへの組み付け時に、ロッド又はこれに外嵌されるスリーブにより軸直角方向に変形後退する膨出部が形成されたことを特徴とする防振ゴム。
IPC (2件):
F16F 9/54 ,  B60G 15/06
FI (2件):
F16F 9/54 ,  B60G 15/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ブシュ構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-106184   出願人:トヨタ自動車株式会社

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