特許
J-GLOBAL ID:200903015263873010

冷却・保冷容器及びそのペルチェモジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-334557
公開番号(公開出願番号):特開2007-139328
出願日: 2005年11月18日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】低消費電力で容器内の収納物温度を設定値に保持でき、かつ、一時的な保存庫としても用いることが出来る冷却・保冷容器1を提供する。【解決手段】保冷・冷却容器1の駆動を、急冷用冷却ユニットとそれよりも消費電力の小さい保冷用冷却ユニットの2種類の電子冷却ユニットを用いて行う。急冷には方向性熱伝達手段11を用いた急冷用冷却ユニット56を用い、外気温と庫内17の温度差に伴う熱流を遮断し効率的な冷却を行う。保冷には半導体素子間に断熱手段が挟まれた構成を持つ電子冷却素子を用いた断熱型のペルチェモジュールを有する保冷用冷却ユニットを用い、かつ、設定温度に対して上限、下限を設定し、庫内17温度の上昇が上限に達したときに冷却駆動を行い、下限まで低下した時に駆動停止すると言う如く、間歇的な駆動制御を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
容器の内部を被冷却物を収容する庫内と成し、容器の壁には外気と庫内間の断熱を行う断熱材が設けられ、前記容器には庫内を冷却する電子冷却ユニットが設けられており、前記電子冷却ユニットは、ペルチェ効果を利用して吸熱側で庫内の熱を吸熱しその吸熱した熱を吸熱側から排熱側へ熱輸送する構成のペルチェモジュールと、該ペルチェモジュールの排熱側の熱を外部へ放熱する排熱手段とを有して構成され、前記電子冷却ユニットは、急冷用冷却ユニットと該急冷用冷却ユニットよりも消費電力の小さい保冷用冷却ユニットとの消費電力の異なる2種類の電子冷却ユニットを備えて構成され、この2種類のそれぞれの電子冷却ユニットのペルチェモジュールの冷却駆動のタイミングを予め与えられた制御データに基いて制御する制御ユニットが設けられていることを特徴とする冷却・保冷容器。
IPC (1件):
F25D 11/00
FI (1件):
F25D11/00 101W
Fターム (4件):
3L045BA01 ,  3L045BA02 ,  3L045DA04 ,  3L045PA04
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • パレットコンテナ・カバー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-373593   出願人:千代田テクノエース株式会社, 旭電化工業株式会社
  • 電子冷温蔵庫
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-009111   出願人:三菱電機株式会社

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