特許
J-GLOBAL ID:200903015302223010
繊維強化プラスチックの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-030021
公開番号(公開出願番号):特開2008-273176
出願日: 2008年02月12日
公開日(公表日): 2008年11月13日
要約:
【課題】良好な流動性、複雑な形状の成形追従性を有し、繊維強化プラスチックとした場合、優れた力学特性、その低バラツキ性、優れた寸法安定性を発現する芯鞘構造の繊維強化プラスチックの製造方法を提供すること。【解決手段】少なくとも次の(1)〜(3)の工程を順次経て芯鞘構造の繊維強化プラスチックを成形する。(1)切込プリプレグ基材を含む複数枚のプリプレグ基材を積層した積層体をマンドレル上に設ける賦形工程、(2)成形型内に積層体を配置し、熱硬化性樹脂を軟化させ、発泡性樹脂を注入して、発泡、硬化させると同時に、前記発泡性樹脂の発泡圧で前記積層体を伸張させ、成形型に押し付けて硬化させ、芯鞘構造の繊維強化プラスチックを成形する成形工程、(3)成形型から繊維強化プラスチックを取り出す脱型工程【選択図】図1
請求項(抜粋):
一方向に引き揃えられた強化繊維と熱硬化性樹脂とから構成されるプリプレグ基材を用いて、閉形状の鞘部と、該閉形状の内側に設けられるフォーム材から構成される芯部とにより構成した芯鞘構造の繊維強化プラスチックの製造方法であって、前記プリプレグ基材として、強化繊維を横切る方向に複数の切り込みによって少なくとも一部の強化繊維を10〜100mmの長さに分断した切込プリプレグ基材を用いて、少なくとも次の(1)〜(3)の工程を順次経て繊維強化プラスチックを成形する、繊維強化プラスチックの製造方法。
(1)前記切込プリプレグ基材を含む複数枚のプリプレグ基材を積層した積層体を、繊維強化プラスチックの最終形状の略形状のマンドレル上に設け、繊維強化プラスチックの最終形状よりも小さく賦形した後、マンドレルを脱芯する賦形工程
(2)外型となる成形型内に前記積層体を配置し、加熱して前記積層体の熱硬化性樹脂を軟化させ、前記マンドレルを脱芯した箇所に発泡性樹脂を注入して、発泡、硬化させフォーム材とし、前記芯部を形成すると同時に、前記発泡性樹脂の発泡圧で前記積層体を伸張させ、成形型に押し付けて硬化させ、前記積層体から前記鞘部を形成し、前記鞘部と前記芯部を一体化して、芯鞘構造の繊維強化プラスチックを成形する成形工程
(3)成形型から繊維強化プラスチックを取り出す脱型工程
IPC (4件):
B29C 43/02
, B29C 43/20
, B29C 70/06
, C08J 5/24
FI (4件):
B29C43/02
, B29C43/20
, B29C67/14 G
, C08J5/24
Fターム (54件):
4F072AB03
, 4F072AB04
, 4F072AB05
, 4F072AB06
, 4F072AB08
, 4F072AB09
, 4F072AB10
, 4F072AD03
, 4F072AD08
, 4F072AD13
, 4F072AD23
, 4F072AD33
, 4F072AD37
, 4F072AD38
, 4F072AD43
, 4F072AG03
, 4F072AG13
, 4F072AL02
, 4F072AL04
, 4F072AL16
, 4F204AA36
, 4F204AA39
, 4F204AD16
, 4F204AM28
, 4F204FA01
, 4F204FB01
, 4F204FF01
, 4F204FF50
, 4F204FG03
, 4F204FG09
, 4F204FH18
, 4F204FH19
, 4F204FH20
, 4F204FQ01
, 4F204FQ15
, 4F204FQ37
, 4F205AA36
, 4F205AA39
, 4F205AD16
, 4F205AD17
, 4F205AD18
, 4F205AG09
, 4F205AH17
, 4F205HA08
, 4F205HA14
, 4F205HA22
, 4F205HA33
, 4F205HA37
, 4F205HA45
, 4F205HB01
, 4F205HC17
, 4F205HK12
, 4F205HL25
, 4F205HT12
引用特許:
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