特許
J-GLOBAL ID:200903015404155051

新生瓦屋根の軒先部改修構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-156528
公開番号(公開出願番号):特開平7-331807
出願日: 1994年06月14日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 既存の新生瓦屋根を除去することなく新規屋根材が施工でき、工期が短縮できる軒先部改修構造とすること。【構成】 既存の新生瓦屋根を取り去ることなく、唐草Aの嵌合溝2で既存の新生瓦屋根材α3 の先端をカバーし、新規の段葺き用屋根材Dで納めることにより景観を重視し、唐草Aと段葺き用の屋根材Dの間にスペーサBを介在させ、ガタツキや変形がなく施工できると共に、段葺き用の屋根材Dおよび裏打材Cの第1段目と第2段目以降の段差の角度を略同一として景観を向上させ、しかも唐草Aの引っかけ片5を固定片3の途中に形成したので、新規の段葺き用の屋根材Dが軒先方向に突出せず既存の雨樋Eをそのまま流用することができる新生瓦屋根の軒先部改修構造である。
請求項(抜粋):
既存の新生瓦屋根の軒先部分を改修する構造において、少なくとも略断面を垂直平面状の化粧面と、該化粧面の上端を前方にコ字状に屈曲した嵌合溝と該嵌合溝の先端を後方に延長した固定片と該固定片の途中を上方に突出させた立ち上がり片と、該立ち上がり片の上端を前方にL字状に屈曲した引っかけ片とからなる長尺状の唐草と、略断面を水平面状の支持面と、該支持面の一端を上方に略L字状に屈曲した係合片とを形成した長尺状のスペーサと、少なくとも幅方向一端部を化粧面側に略U字状に屈曲して係合溝を形成すると共に、再び略コ字状に折り返して嵌合縁を形成し、他端部には裏面側に略コ字状に屈曲して段差化粧面と差込係合片とを形成した段葺き用の屋根材と、該屋根材の裏面側に重ね張りする長尺板状の裏打材とを備え、既存の新生瓦屋根の先端部分に唐草の嵌合溝が嵌合、係止されて屋根下地上に固定され、唐草の引っかけ片にスペーサの係合片が嵌合、係止され、スペーサの支持面に裏打材の先端部を当接して既存の新生瓦屋根との間に断面略3角形状の空隙を形成すると共に、スペーサの係合片に屋根材の段差化粧面を嵌合、係止してなることを特徴とする新生瓦屋根の軒先部改修構造。
IPC (3件):
E04D 1/30 ,  E04D 1/00 ,  E04D 3/40
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 唐 草
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-351569   出願人:株式会社アイジー技術研究所
  • 特開平4-111843

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