特許
J-GLOBAL ID:200903015412578549

RTM樹脂流動制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-234757
公開番号(公開出願番号):特開2003-039451
出願日: 2001年08月02日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【課題】 RTM樹脂流動制御方法及び装置に関し、成形の空気溜まり等の発生をなくし、製品の品質のバラツキをなくする。【解決手段】 金型10内には繊維基材20がセッティングされ、注入装置2から圧力、温度が設定された樹脂が複数の樹脂注入口11a,11bから注入され、金型10内の繊維基材20に含浸し、流動して樹脂流出口12a,12bから流出する。繊維基材20は樹脂が硬化後、製品として金型10から取り出される。金型内表面には流動センサ1が多数配置され、樹脂の流動先端を検出し、その信号は制御装置3へ入力され、予め設定された記憶装置4内の最適のシミュレーション結果のデータと比較され、その差をなくするように注入装置2の圧力、温度が制御され、最適の流動パターンに近づける。
請求項(抜粋):
RTM成形用金型内に繊維基材を固定しておき、同金型の注入口より樹脂を注入して流出口へ向かって流動させることにより前記繊維基材に含浸させた後、同繊維基材の樹脂を硬化させ金型より取り出すRTM成形方法において、複数の樹脂注入口を有する金型を用いる場合に、(A)予め前記各注入口の樹脂の圧力、温度及び前記金型内の樹脂流れ方向の流動先端位置の樹脂流動パターンからなる基準データを設定しておき、;(B)前記金型内を流れる実際の樹脂流動の先端位置のパターンを測定し;(C)同測定流動パターンと前記基準の流動パターンデータとを比較して差を求め;(D)同差が所定の許容範囲内であれば、前記各注入口の樹脂注入条件を前記予め設定した基準データの圧力、温度に設定し、許容範囲外であれば、前記差が縮小するように、前記予め設定した圧力に対し前記各注入口圧力を個別に増減あるいは前記注入口を開閉させる工程を備えてなることを特徴とするRTM樹脂流動制御方法。
IPC (3件):
B29C 39/10 ,  B29C 39/26 ,  B29C 39/44
FI (3件):
B29C 39/10 ,  B29C 39/26 ,  B29C 39/44
Fターム (21件):
4F202AD16 ,  4F202AM23 ,  4F202AP20 ,  4F202AR03 ,  4F202AR06 ,  4F202CA11 ,  4F202CB12 ,  4F202CD28 ,  4F202CK06 ,  4F202CK11 ,  4F204AD16 ,  4F204AP03 ,  4F204AP06 ,  4F204AR06 ,  4F204EA03 ,  4F204EA04 ,  4F204EB11 ,  4F204EF01 ,  4F204EF05 ,  4F204EK24 ,  4F204EK26
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • RTM樹脂流動制御方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-234756   出願人:財団法人次世代金属・複合材料研究開発協会
  • 特開平2-301412
  • 特開平3-164216

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